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2005年10月 6日 (木)

株式管理信託は、相続対策になるか

 相続、事業承継のために役に立つ信託は何かなあと思うと、まず浮かぶのが遺言信託

でも、私は、株式管理信託が役に立つのかもしれないなあと思ってます。株式管理信託とは、たとえばオーナーが所有している会社の株式を信託します。受益者は、オーナーのままです。受託者は、信託された株式の議決権について、たとえばオーナーの後継者に全部委任するとか、半分は委任すると決めます。そして一定の時期になったら、受益者をオーナーから後継者に変えます。

 オーナーが所有権を持ちながら、後継者に株主総会の議決権を移管することにより、所有と経営が分離され、後継者のトレーニングができます。

 オーナーから後継者に受益者変更が起こる時点で、課税関係は生じます。変更時点がしオーナーの死亡時点であるならば相続税課税が生じ、死亡前ならば贈与税課税が生じます。

相続税の実効税率の方が贈与税よりも通常低いので、相続時に受益者を変更するのが妥当な場合が多いですが、業績が右肩上がりな会社の場合は、早めに贈与をした方がよい場合もあります。

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