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2005年10月28日 (金)

リート(REIT)の上場

 10月27日の日本経済新聞の近畿経済欄を読んでいたら、「阪急リートが上場」という記事が載っていました。関西圏の不動産に主として投資する上場リートの第一号だそうです。

 リート(Real Estate Investment Trust) 不動産投資信託 たくさんの人からお金を集めて、専門家が不動産に投資し、その不動産が生み出す家賃、地代収入から経費を差し引いた金額を投資家に分配するような商品のことです。

 不動産そのものに投資するのは、それなりの資金が必要ですし、売却も難しい場合があります。またその不動産を取り巻く環境の激変により、収入が激減したり、トラブルが生ずるリスクが高いです。

 これに対してリートのような不動産投資信託の場合は、投資単位が小口であるので買いやすく、上場しているような場合は換金しやすいです。また1つの不動産に投資するのではなく、通常は複数の不動産に投資するので、リスク分散が図られます。

 阪急リートですが、これはHEPファイブという、大阪の梅田にある商業施設他主として関西エリアの商業施設に投資するREITです。

 財務内容に関する東証の基準の阪急リートを比べると

               東証            阪急リート

1口あたり純資産  上場時まで5万円以上    51.8万円

純資産総額      上場時まで10億円以上  359億76百万円

資産総額       上場時まで50億円以上  579億93百万円

 10月26日の阪急リートの終値は64.2万円です。

 このリートの家賃収入のうち売上にリンクして家賃が変わるものが51%あります。つまり、関西の景気が上がると収入もあがり、投資家への分配も多くなります。

 大阪の梅田地区は、これから数年、大規模再開発が行われ、集客力は高まると思いますが、そのお客さんが流れてくるか。場所がいいのはプラスですが、競争が激しくなるので、既存の商業ビルは、新しくできるビルを超える魅力のある店づくりをしないと厳しいのではないかなあとも思います。

 http://www.hankyu-reit.jp/index.php

 http://www.tse.or.jp/cash/reit/

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