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2005年11月17日 (木)

DCF 現在価値って何?算式ってどんなの?

 DCFとは、将来獲得するお金を現在の価値で評価する方法です。

 現在価値というのは、どういうことかというと たとえばここに100万円あります。今100万円受取るのと 1年後100万円受取るのだったらどちらを選択しますか? たぶん誰でも今受取りますよね。 だって今100万円受取って預金をしたら低金利といえども利息がつきます。もし利率が2%なら1年後自分お金は102万円です。 1年後に100万円の現金を受取るよりも利息分だけ特です。

 じゃもし1年後に100万円受取るために今、いくらお金があったらいいの? これは1,000,000÷1.02=980,382です。

 つまり1年後の100万円の現在価値は980,382なんです。こんなかんじで将来受取る現金を現在価値におきかえるのは、評価する対象は、将来のお金だけと、取引するのは今だからだと思います。

 DCFの算式はだいたいどうなっているのかというと

 予想期間内各年のフリーキャッシュフロー(FCF)の現在価値の合計額+予想期間経過後のFCFの現在価値=企業の経済価値 

 フリーキャッシュフローっていうのは、一応算式はありますけど、簡単にいうと経営者が好きに使えるお金のこと

 予想期間という言葉が2つありますけど、将来いくらお金が入ってくるかという予想をいつまでたてられるか、その予想ができる期間のことです。どうなるかわからない未来のことだからそんなもんわからんと言っちゃえばそれまでですが。通常 5年とか10年とか 中期経営計画って言葉ありますよね。あーいう計画で予想されている期間なんかDCFの計算のときに使ったりします。

 上記算式に予想期間経過後におけるFCFの現在価値がありますよね。これは、予想された最後の期間に獲得するお金が、その後、永遠に続くと考えた場合の予想期間終了後に獲得するお金の合計額の現在価値のことです。

 このDCFのキーになる数値がFCFと現在価値に割り引く時に使う利率(資本コスト)です。これらは、裁量というか判断の入るところですので、いくら合理性を追求しても、それが本当に正確な事実をあらわしてるのか、本質的なところは誰もわからない部分です。なんてっつたって絵に描いた餅ですから。

 このFCFと資本コストを明日以降ちょこっと書きます。

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