« フリーキャッシュフロー DCF法 | トップページ | WACC DCF法 »

2005年11月19日 (土)

資本コスト DCF法

 DCF法とは、会社が将来稼ぐお金がいくらなのかをはじきだして、その金額が今もらえるといくらになるのかという観点から、その会社の価値を評価する方法です。

 このDCF法のキーになる数値は2つあり、1つは昨日書いたフリーキャッシュフローであり、今日書く資本コストです。

 資本コストとは、事業を行い、お金を生み出すためには、事業を行うために必要なお金を調達してこなければなりません。この資金を調達するためには、コストがかかります。

 このコストは、借入金のような他人資本の調達場合は、利子であり、出資のような自己資本の調達の場合は、配当にあたります。利子は、その会社が儲かっていようがいまいが一定の利率で支払わなければなりません。これに対して配当は、儲かっている場合は払うことができますが、儲かっていない場合は、払うことができません。

 会社が倒産した場合、会社の財産を処分して、他人資本提供者や、自己資本提供者に弁済しますが、優先して弁済を受けれるのは、他人資本提供者の方です。

 自己資本の提供者は、当然、儲からない場合は、配当がもらず、倒産したら紙切れにすぐなることを重々承知しています。おなじ100円を投資しても、お金を貸した方が安定して利息をもらえ、配当はどうなるかわからないのに利子と同じ利回りだったら、誰も株式には投資しません。自己資本の提供者は、他人資本の提供者よりも、より高い利回りを求めます。

 ですから通常 他人資本コストよりも自己資本コストの方が高くなります。

|

« フリーキャッシュフロー DCF法 | トップページ | WACC DCF法 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« フリーキャッシュフロー DCF法 | トップページ | WACC DCF法 »