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2005年12月 4日 (日)

レクサス トヨタのルイヴィトン的戦略

  最近、土日は日経ビジネスを題材にしたネタを中心に書いてます。面白いのは、土日ネタの方が他のHPですぐにとりあげられてるみたいで、月-金とは異なる読者層の方がお越しになられてるような気がします。ありがとうございます。 

 また2005年11月28日の日経ビジネスの特集は「レクサス」、トヨタの最高級ブランドですね。ざーっと斜め読みしての感想は、トヨタのルイヴィトン的戦略を実現させてるんだなあと。

 ルイヴィトン的戦略というのは、売れ筋商品の価格設定は、普通の人が爪先立ちしなくても買える程度の高さに設定して、売上のパイを広げます。でもこの結果、誰でも手に入るというブランドイメージが定着すると、たくさん高額商品を買ってくれる優良顧客は、希少性がなくなるので逃げていくかもしれません。そこで優良顧客を逃さないようにするために「あなただけの特別なサービス」を提供していくというものです。私のブログ「ブランドって何だろう ルイヴィトンは凄い」に少し書いてます。

 トヨタは車を作って販売する会社ですので、このブランド戦略を開発、製造、販売の各段階で行い、他のトヨタ車とレクサス車の差別化をはかっています。

 開発段階では、最先端の技術はまずレクサス車に搭載するそうです。

 製造段階で凄いと思ったのは、省力化のためにほとんどやらなくなった水研というと塗装前の車を手で磨く作業を復活させたそうです。

 これなんか 真夜中でも顧客の要望に答えるためにコックさんを常駐させるリッツカールトンの手法に似てますよね。私のブログ「リッツカールトンで学んだ仕事で一番大事なこと」

 そして販売なんですが、レクサス車のオーナーが販売会社にやってくると「ようこそいらっしゃいました、 ○○様」と呼んで出迎えられるそうです。別に名乗らなくても。

 これは駐車場の天井にセンサーがはめこまれ、レクサス車に搭載されたetc端末を通じ、車種や氏名、顔写真!や予約の有無がカウンター内の端末に表示され、スタッフの携帯電話にメールが届くからできることなのだそうです。業務の効率化もあるのでしょうけれども、お客さんは感動しますよね。

 なんか今のブランド戦略は、トヨタもルイヴィトンもリッツカールトンも根っこは同じようなものです。最高の品質のハードウェアにソフトウェア(サービスでしょう)で付加価値をつけ、他よりも高い値段にもかかわらず、消費者が自分からよってくるようなシステムを作りあげてます♪

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