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2006年3月29日 (水)

その他資本剰余金の配当

 現行商法においては、資本金を減資ささてその他資本剰余金に振り替え、これを配当として株主に支払うことが出来ます。これは、かつてバブルが崩壊し、配当を支払うことが苦しかった金融機関あたりが泣きついて、作られた制度じゃないかなと思うのです。

 本質的にはこの部分は、資本からの払戻に当たるので、会計上は、配当として取扱わず、資本の払戻として、株主に関しては、有価証券の帳簿価額を減額させていたと思います。

 ところが税法においては、源泉が資本であろうとなんであろうと、配当として払った場合は、利益積立金の流出と考えて、源泉税の対象にしていたと思います。

 しかしこれは変。だってお金を貸して、その元本がかえってきても、それは元本の返済ではなく利息ですよ!という悪質な詐欺まがいの行為をお上がどーどーと行ってきたのですから、

 会社法になって、株式会社から株主への分配に関しては、その源泉が利益だろうと、資本だろうと関係なく 剰余金の配当としてひとくくりにまとめられることになりました。

 そうなるとその他資本剰余金からの配当はどうなるのか?減資払戻金はどうなるのか?みーんなみんな配当になるのか?

 で、まだ政令が出ていない段階なのでなんともいえませんが、その他資本剰余金の配当をした場合は、全部配当とするのではなく、資本(資本、資本積立金)部分と利益積立金部分の比率で、支払額を按分して、資本部分は株式の払戻として扱い、利益積立金部分は、配当として扱われるのではないかと思われます♪

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