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2006年3月16日 (木)

信託法 国会提出

 3月13日に信託法が国会仁提出されました。

 法案提出理由としては次のようです。

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 社会経済情勢の変化にかんがみ、信託法制について、受託者の義務、受益者の権利等に関する規定を整備するほか、信託の併合及び分割、委託者が自ら受託者となる信託、受益証券発行信託、限定責任信託、受益者の定めのない信託等の新たな制度を導入するとともに、国民に理解しやすい法制とするためこれを現代用語の表記によるものとする必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。

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 受託者の義務 : 善管注意義務だけでなく、忠実義務があるのが信託の特徴

 受益者の権利 : 受益者集会なんて株主総会みたいなものも作れるようになるらしい

 信託の併合及び分割 : 信託の合併、分割のようなもの

 委託者が自ら受託者となる信託 :いわゆる自己信託 信託宣言 一年間凍結すると言うがどうなることやら、、、

 受益証券発行信託 :信託受益権は債権だから譲渡する場合は、受託者にお伺いをたてないといけないけど、有価証券の場合は、受益者名簿の名義を変更すると受益者として扱われます。

 限定責任信託: 現行の信託法では、受託者は、信託財産に関して、無限連帯責任を負わされます。つまり損失が生じた場合、信託財産だけで弁済できないなら、自分固有の財産も差し出さないといけません。これはキツイということで、受託者の責任を、信託財産限りにしたもの。もちろん受託者の大失敗で生じた損失については、有限責任の枠を超える場合もあります。

受益者の定めのない信託  :法律の設計としては、公益目的に限らないですね。ただマネーロンダリングのように悪用されないように、受託者は誰でもなれないようにするようですが、

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