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2006年4月11日 (火)

信託は 印紙税がとってもお得

 最近、不動産そのものを譲渡するのではなく、信託を設定して、信託受益権を譲渡するのが流行ってます。なぜ流行っているのか? 原因はいろいろあるのですが、その1つというか最大の原因が、流通にまつわる税金が安いこと

 流通にまつわる税金の1つとして印紙税があります。ほら、契約書に貼るやつです。

 どのくらい安いか?

 まず 信託を設定した時ですが、これは1通につき 200円なんですね(印紙税法別表第一12号)。

 それで信託受益権を譲渡した場合も 1通につき200円(印紙税法別表第一15号)。

 個人が領収書をもらった場合は、不動産の売買を事業として営んでいるような場合を除き、営業に関しない受取書とみなされ、非課税として実務的には扱われてるみたいですね(印紙税法別表17②)。不動産賃貸を業としてる個人が、その不動産を譲渡したときの受取書も(自宅を売却したときと)非課税のようです。

 法人の場合は金額基準で、1億円なら20,000円でしょうね。

 で、もし生の不動産を譲渡した場合

 たとえば個人が不動産を1億円で譲渡した場合はいくら印紙税かかかるかというと

 原則は 60,000円 ただし平成19年3月日までの譲渡の場合は、45,000円(印紙税法別表第一1号)。

 1億円の不動産を 信託して信託受益権を譲渡した場合の印紙税のコストは200円+200円=400円

 平成19年3月31日までの譲渡なら 44,600円 お得

 平成19年4月1日以後の譲渡なら  59,600円 お得♪

 

 

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