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2006年7月27日 (木)

稲の独占育成権を担保にお金が借りれるんだって

1.

新聞によると

 最近日経新聞を読むと、知的財産を担保とした融資の話題が、ぽつ、ぽつと載っています。

 平成18年7月24日の日本経済新聞では「担保は稲の独占育成権」平成18年7月27日の同新聞では「銀行融資は今 リスク管理は手探り」というのがあります。

2.

稲の独占育成権

 これは、稲を独占的に使用できる権利を担保にお金を借りたものです。親愛コーポレーションという整体施術を手がけている会社が「夢いっぱい」と言う品種の育成権を取得して、この品種のお米(玄米らしい)を農家に生産委託し、収穫したお米を販売して儲けて、資金を返済するというものだそうです。なんでもこの玄米1万俵分の価値は2億―3億円だそうです。

3.

人物データベース

 平成18年7月27日の方の記事の中で人物データベースを担保とした融資があるようです。これに関して内容は書かれていません。信託大好きおばちゃんのたくましい想像力を駆使して考えてみます。

消費者を大量にかかえる企業、たとえばクレジット販売会社や通販会社の中には、膨大な顧客情報が蓄積されています。この顧客情報には、その人の属性、購入履歴が残されています。

製品を買ってくれるお客さんを探すためには莫大なコストがかかります。このクレジット会社等の顧客情報を有償でも手に入れて、自分の商品を買ってくれそうな人にだけ、宣伝できるようにすれば効率よく商品が売れるはずです。だからこれに付加価値、担保価値があると考えたのかなと思うのです。

4.

めききがいない。

 徐々に知的財産担保融資は広がっているようですが、それでもまだ夜明け前状態です。

 で広まるためのネックは、知的財産のめききが少ないということです。銀行は何十年も不動産担保融資を行ってきたから、この部分に関しては膨大なノウハウがありますが、知的財産に関してはあまりないのでしょう。不動産というのは、利用する人により価値が異なるといっても、おおよそ一つの土地に対する価値のぶれというのは、何十倍にもなることはあまりない。でも知的財産というのは、利用する人により価値がそれこそ何百倍も異なることがあります。知的財産の本質的な価値とそれを利用して利益を得る人が誰なのかというのを見極めるためには、相当その技術等に関する専門的な知識が必要だと思います。

銀行は商社と情報交換したり、専門家と提携してリスク分析をしているそうですが、相当の時間とコストがかかって発展していくのでしょうね。

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