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2006年8月28日 (月)

社債発行差金がなくなってしまった。

1.昔、簿記を勉強していたころ

むかし、むかし、信託大好きおばちゃんが、まだういういしくて可愛かったころ、社債の仕訳のパターンを一生懸命勉強した記憶があります。

100万円の社債を90万円で期首に発行した。期間は5年間

発行時の仕訳は 現金 90万円   / 社債 100万円

       社債発行差金 10万円/

1年目の期末の仕訳は

      社債発行差金償却 2万円 社債発行差金 2万円

以下略

2.負債の計上額の改正

このように、社債を割引発行した場合の仕訳は、額面で社債を計上し、払込額との差額を社債発行差金として計上、これを償還までの期間に応じて均等償却していたと思います。なぜこのように総額で計上していたかというと、旧商法では、社債は社債金額で貸借対照表に計上しないといけないというルールがあったからです。

でも会社法では、払込金額が債務額と異なる場合は、時価または適正な価額で計上することが認められることが可能になりました。

つまり上記の場合は、

 現金 90万円/社債 90万円 というような仕訳が可能になったことか。

3.払込額と債務額の差額の処理

では100万円と90万円の差額の処理はどうなるかというと、社債を購入した場合に計上するような方法、償却原価法で差額を毎期計上していくことになるようです。

この償却原価法には2つ方法があって 原則が複雑系の利息法、例外が定額法です。

利息法帳簿価額に実効利子率(将来キャッシュフローの現在価値が取得価額に一致するような割引率)を掛けた金額を各期の利息配分額とし、それとクーポン利子額(利札部分の利息)の差額を帳簿価額に加減する(経営財務No2783)。

なかなかイメージしにくいな。一回仕訳をきればいいのだけど、今、大阪空港で急いで書いているので仕訳が作れないのだ。

4.社債発行費はどうなる?

これも経営財務NO2783によると 原則は支出時に営業外費用として処理、例外として償還期間までの期間にわたり、利息法(継続適用を条件として定額法)で償却をしなければならない そうです。

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