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2006年12月22日 (金)

後継遺贈型の受益者連続型信託の相続税

後継遺贈型の受益者連続というのは、遺言でも通常の信託でも設定できるものですが、ようするに受益者の死亡により、信託受益権が次々移転するものです。ただし信託を設定した時から30年を経過した時に生存している受益者(予定受益者)が死亡した時点ないし、信託財産がなくなった時点でこの信託は終了します。

この信託によると相続財産は、受益者の死亡により、次の人に移転しますが、誰にどのくらい移転するかというのは、当初の信託を設定した委託者が決めています。

この信託の財産が次々移転する場合の税金の関係はどうなるのかというと、

設定時、委託者の死亡を原因に受益権を誰かに相続や遺贈させるようなとしてものであるならば、その受益権を受け取った人に対して相続税がかかり、その人が死亡し、次の人が受益権を受け取った場合には、またその時点でそのとき現在の受益権を相続するというようになるようです。

この後継遺贈型の受益者連続信託については、幾通りかの考え方がありました。今度決まるように連続して相続されていくと考えるものもあれば、同時配分型といって委託者から第一受益者、第2重受益者に最初の相続の時点で財産が相続、遺贈されたという考えもあれば、第1受益者の死亡を条件として第2受益者に財産が相続されるようなもの、だから委託者の死亡時点では財産は未分割として処理され、第1受益者の時点で、遺産が分割されたものとして相続税の計算や、精算が行われるものなどがありました。

でも結局はこのようになったのですね♪

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