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2007年3月 6日 (火)

セキュリティトラスト (金融法務事情No1795)

今朝は、ねたを考えずに目覚めて、どうしようかなっと 金融法務事情 No1795 2007.2.25をめくっていたら「セキュリティトラスト活用に向けての法的課題(上)」というのが目に入りました。

セキュリティトラストというのは、シンジケートローン(複数の金融機関が融資団を作って同一の契約書による融資を行うもの。その金融機関のひとつが窓口になって、調整をする)において使えそうなものです。

債務者(企業)が、自分の不動産を担保にシンジケートローンを組むような場合、債務者を委託者、債権者(金融機関)を受益者とし、債務者の所有する不動産の抵当権を受託者に設定することを主たる内容とする信託契約を締結することによってセキュリティトラストは設定されます。

受託者は、受益者である債権者(金融機関)に対して、配当を払いますが、これは借入金の利息や元本に相当するものなのでしょうね。もし配当が払えないようになった場合は、受託者が不動産を競売にかけて、競落代金で支払うのでしょう。

通常、担保権者=債権者だけど、セキュリティトラストの場合は、担保権者≠債権者であり、債権者は担保権から優先的に弁済を受ける権利を有しているだけ。

通常、債権が移動すると担保権もいっしょに移動するけど、セキュリティトラストの場合は、この2つの権利者が違うので、そうはならないのでは。

もし受益者をそのときどきの被担保債権の債権者と定めた場合は、当然に新しい受益者が債権の受益者になるけど、受益者を当初の債権者に特定して定めて債権者が変わった場合、債権と受益権は別個のものだから、債権譲渡だけでなく受益権も譲渡させないと債権者はセキュリティトラストから弁済を受けることが出来ないということを書いているかな♪

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コメント

実はこのセミナーに私も参加しました。
ひょっとするとすれ違っているかも知れませんね。。
2回目に質問した学者の人の印象が凄かったです。

投稿: shotanajp | 2007年3月 8日 (木) 22時32分

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