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2007年9月20日 (木)

自己信託 固有財産と信託財産間の取引の消費税の取扱い  その1

久々の仕訳研究シリーズ。 法人税、所得税だけでなく消費税のことも考えないといけないので、いろんなケースで考えています。なお、消費税の会計処理は税抜経理

ケース1  受益者≠受託者である受益者等課税信託がある。 A40% B60%の受益権を持ち、受託者はCである。 Aが商品1,050(うち消費税50)Cが受託者である信託財産に売却した。

この資産の譲渡は、消費税法上の資産の譲渡等に当たると思う。なぜなら、ACだから。

Aの仕訳  売掛金 1,050  売上 1,000

           仮受消費税   50

            仕入   400 買掛金  420

          仮払消費税  20

Bの仕訳  仕入   600 買掛金  630

     仮払消費税  30

ケース2  受益者等課税信託があるが、Aが委託者として自己信託しており、Aが受益権を40%所有、Bが受益権を60%所有している。Aが固有財産に属する商品1,050(うち消費税50)を信託財産に譲渡した。

受益者等課税信託で、受託者(受益者)の固有財産に属する資産を信託財産に移した取引は消費税法上の譲渡等にあたるのでしょうか。

もしあたるとしたら、

Aの仕訳  売掛金 1,050  売上 1,000

           仮受消費税   50

            仕入   400 買掛金  420

          仮払消費税  20

Bの仕訳  仕入   600 買掛金  630

     仮払消費税  30

もし、消費税法上の譲渡等にあたらないとしても、Bに配分される仕入部分に関しては取引があると考えられるから、この部分の仕訳は

Aの仕訳   売掛金 630   売上 600

            仮受消費税  30

Bの仕訳  仕入   600 買掛金  630

     仮払消費税  30


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コメント

日本の税務署でも、選択できるということですか・・

投稿: みうら | 2007年9月21日 (金) 20時55分

エルエルシーは、法人ではなく、法人であると擬制するような規定もないから・・
外国人は、20歳になっていれば日本では成人と擬制
エルエルシー名義での登記はできなくなったという登記所が出ました・・

投稿: みうら | 2007年9月21日 (金) 20時52分

米国ではLLCから生ずる所得に関しては、チェックボックスルールで、納税義務者の選択により、LLCを法人としてかぜいするか、納税義務者として課税するかチョイスすることができます。だから、納税義務者の選択で、LLCを法人と擬制するケースもあるということじゃないのですか。

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2007年9月21日 (金) 07時38分

日銀出資証券とかは、ほふりから社債等振替制度に移行したとき、券面はどうなるんでしょうね

投稿: みうら | 2007年9月20日 (木) 20時51分

ある国の合名会社は、法人格がないのですが、税法上も、法人格を擬制呈しますよね
で、米国のエルエルシーは、税法上も、法人格を擬制していないですよね

投稿: みうら | 2007年9月20日 (木) 18時02分

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