« 年金基金と不動産信託受益権 | トップページ | 信託大好きおばちゃんのセミナー »

2007年9月 6日 (木)

排出権の信託

今朝もネタ探しに「信託」231号をぼーっと眺めていたら、巻頭言が目に入りました。これは、みずほ信託の池田輝彦氏のお書きになられた原稿ですが、ここで排出権の信託というのがあります。

排出権って何?

昨今の世界中で生じる異常気象の原因は、地球温暖化にあるといわれて久しいです。この地球温暖化を防止するためにどうすればいいかという会議が1997年に京都で開かれたのですが、そこで二酸化炭素等6種類の温室効果ガスの削減を義務付けましょうということが決められています。

日本は、1990年当時と比較して2012年において6%削減。日本が日本独自で努力して目的を達成するのが望ましいのですが、なかなくまくかいかない。そこで、馬の前にニンジンをぶらさげる戦術を考えたようです。

これが、京都メカニズムといわれるものですが、具体的には4つあるようですが、そのうちの2つ「排出量取引」「クリーン開発メカニズム」を紹介すると、

「排出量取引」これは、先進国同士で 削減目標を達成した国や企業が削減目標を超えて削減した部分を削減目標を達成していない国や企業に売却しましょうというもの。この結果、削減目標を達成してない国や企業は削減目標を達成したことになるというもののようです。

「クリーン開発メカニズム」これは、先進国と発展途上国が共同して、発展途上国の温暖化削減に貢献した場合、通常、先進国側では、人、物、金を出すことになると思いますが、削減の結果の一部分に関しては、先進国側の手柄ということで、先進国側でカウントしますよというものだと思います。

温暖化ガスの削減に効果のあった部分について国連がクレジットを発行するようですが、ようするに、お金で取引できるということです。お金で取引できるというのは、この部分に価値があるということで、このような価値を排出権というのかもしれません。

で、この排出権が欲しいというニーズが今後増えると予想して、この排出権を信託し、小口化して販売しましょうというビジネスが既にあるようです。

私は、今日始めて知ったのですが、小口化した排出権がほしいという需要はどれくらいあるのかなあって ブロガーのみなさん又はみなさんの属する会社は買いますか♪

 

|

« 年金基金と不動産信託受益権 | トップページ | 信託大好きおばちゃんのセミナー »

コメント

信託マンさん おはようございます。 信託大好きおばちゃんです。
コメントどうもありがとうございます。

排出権の話は、時々、ちらっつと聞いたことがあったのですが、温暖化対策推進法が信託をベースにしているとは、知りませんでした。

これからもいろいろ教えてくださいね♪

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2007年9月 7日 (金) 07時44分

2月くらいから、「排出権信託」は注目されていますね。
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2007/01/25/news_day/n1.html

「温暖化対策推進法」は、信託利用を想定していますね。
なので、都銀の三井住友銀行も信託方式を採用しています。

先行しているのは、三菱商事や清水建設と組んでいる三菱UFJ信託と、
国際協力銀行(JBIC)と組んでいる中央三井信託ですね。

みずほ信託は・・・・ のはずなのですが。(笑)

投稿: 信託マン | 2007年9月 6日 (木) 22時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 年金基金と不動産信託受益権 | トップページ | 信託大好きおばちゃんのセミナー »