ジャッジ (命)
またまた、NHKで、土曜日の午後9時から放映される裁判官のドラマ「ジャッジ」ネタです。
先日、NHKで第3回目を試写させていただいたお話をこのブログで書きましたが、そのときに第4回目のDVDをお土産(でも貸与って書いてるな)にいただきました。といっても、信託大好きおばちゃんはDVDデッキを持っていなかったんですね。
「ジャッジ」を先に見るためと思って、ヨドバシカメラにでかけて、6,980円のDVDレコーダーを買いました。生活レベルがわかってしまいますね。
4回目は、交通事故をおこして子供さんを死亡させたお母さんを、主人公である裁判官がどのように裁くかということが太い縦軸となっています。
彼女の起こしたことは、故意でも悪質でもありませんが、子供さんを死亡させ、そのお母さんも重傷を負わせることになった。これは非常に重い。だから、彼女に重い罰を科すべきという考えもある。
彼女自身、2人の子供の母であり、今、彼女が罪を償うために刑務所に入れば、子供たちの生活を誰が面倒をみるのか。だから、執行猶予をつけるべきという考えもある。
どちらにもハッピーという解はないのです。このような状況で、彼はどういう判決を下したか。
このような状況は裁判官だけではないと思うのです。いろんな利害関係者がいて、その中で、なんらかの判断を下さないといけない。しかも、どのような判断であっても、みんながハッピーになれることはない。必ず、しこりを残す。
大切なのは、いろんな外野の声に揺れず、現実を冷静に見つめ、覚悟してつらい判断を下す勇気なのでしょうか。突風というか激震が走っても揺るがない。その判断が正しいなら、時間がかかってもわかってもらえるだろうから、というようなことを教えてくれる作品です。
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