イオン・CFS イオンの勝ち
業績があんまし芳しくないCFS(ドラッグストア)とアインファーマシーズとの経営統合のためのCFSの株主総会の特別決議は否決されたようです。 特別決議だから、議決権の3分の2以上の承認が必要ですが、42.87%の反対があったようです。反対の先頭に立っていたのがイオン 巨大企業VS地元密着型企業のバトルは、巨大企業の方に軍配があがったようです。
イオンがなぜ統合に反対したかというと、それはイオンの経営戦略がベースにあると思います。CFSの株主というのは、イオンが15%、個人が23%、金融機関20% 機関投資家5% 事業法人12% オーナー一族、従業員持株会25%。(日経新聞記事より)
このうちの事業法人や金融機関の中には、CFSと取引関係にある人たちが多くあり、CFSにとっては安定株主であったはずです。でも、イオンとも取引のある人たちもいる。一種の踏み絵状態だったのでしょうが、そして、イオンに傾いた人たちが多かった。イオンの力が日々のお付き合いの関係を超えたということかもしれません。日頃の密なお付き合いをしている人たちもいつかは裏切るかもしれない。だったら、そのような状態にならないように敵対的買収防衛策を練らないと考える企業が増えるのかなあ。
また、個人株主もイオン支持に多く回ったのですが、イオンは、この統合反対を自分のところの経営戦略なんていやな理由を掲げず、「統合比率が自分たちに不利ですよ。みなさんこの統合をしたら損ですよ」とわかりやすい理由を前面に出したことのようです。そういえば、小泉さんが選挙に馬鹿勝ちしたときも「郵政民営化に賛成ですか。反対ですか」という点に絞って訴えたことが大きな原因であったような気がします。つまり、自分になびくかどうかわからない個人をひきつけるためにはわかりやすい言葉で簡潔に訴えるのが大事ということを教えてくれます。
なんてことをふっと新聞を読んで思いました。
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