« 笑えない日銀人事騒動 | トップページ | キッコーマンの退職給付信託設定 »

2008年3月21日 (金)

関西経済特集で思ったこと

 今日は、日本証券業協会が証券化商品の開示に関して自主規制するようだということを書こうかなとも思ったのですが、関西経済特集があったので、こっちに関して、若干、思ったことを書きます。

関西の再生には、金融センターをどかんと持ってくるということよりも先端の製造業の集約地とするような方向がいいのでしょうねえ。なんといっても事業は人、物、金 +情報の4つがうまく重なるところでやらないとうまくいかない。

先端の製造業の場合、キーとなるのは研究開発の人材。関西には、研究開発の拠点がいくつもあって、そこに人材が集まっている。情報というのは人が持っているものであり、その人と直接会って話さないとほんとうのところはつかめない。

松下が姫路にパネル工場を作られるようですが、なぜ姫路かというと 「主力のプラズマ工場がある尼崎に近く、技術者の交流や部材メーカーが集積しているという点」だからだそうです。

インターネットの発展によって、ある程度までの情報はどこにいても入手できるけど、それをビジネスに落とし込んで利益を得るための情報としては不十分ですからねえ。

それでは、金融業や、金融業と近い信託ビジネスの場合はどうか。これは、圧倒的に東京になるのでしょう。事業に必要な人+情報がほとんど東京に集中しています。一人だけ凄く優れた人が別の地域に現れて、ここでビジネスをはじめます!と宣言してもどうしようもない。なぜなら、一人で完結するようなビジネスではなく多様なタイプのプレーヤーがプロジェクトごとに集まって仕事をするようなものだから、東京以外の場所で事業を始めても情報も人も集まらないから伸び悩んでしまう。

 非製造業は東京 製造業は関西や中部(自動車産業など)という方向になっていくのかなあ。

|

コメント

コメントを書く