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2008年3月17日 (月)

優れもの「よくわかる国際税務入門」

 今日は、確定申告のdue date♪ 本日は、トッププロの人が書いてるイケてる本を紹介します。それは三木義一 前田謙二著 「よくわかる国際税務入門」です。

 

国際税務というのは、大企業だけの特殊な税務ではありません。中小企業だって海外に進出しているし、取引だってあります。経済取引には必ず税金の問題がついてまわります。この税金の取り扱いというのは、結構難しいし、頻繁に取り扱ったり、かなり勉強しないと的確な判断がサクサク出せません。

この本は、その難しい国際税務の基本を非常にわかりやすく説明しています。しかも、単に税法の説明だけでなく、実務上の問題点、それも、類書には書かれていない、かゆいところに手が届くような論点や、今、現在、国際税務で問題となっていることなどを的をついて書いていらっしゃいます。これは、並のプロではできない技です。

この本は入門書ということで、国際税務の問題が出たときの解決の方程式というのが中核であり、次のようなものです。

       日本の課税関係を各税法で検討

       租税条約等の課税関係の検討

       ①と②から、日本での課税関係を決定

       相手国での課税関係も同様に検討する

書くと、これだけですが、実践となるとなかなか手ごわい。地雷がいっぱいあって、その地雷の読み解き方が書かれています。

特に租税条約と国内法の基本的な関係に関して、「総合主義と帰属主義」、「使用地主義と債務者主義」という2項目で、丁寧に説明されればされるほど、信託大好きおばちゃんは凄みを感じました。

というわけで、学生さんにも、プロにも使え、たぶん、長く版を重ねられるだろうと思わせる一冊です。

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