「くいだおれ」の閉店と阪神タイガースの躍進
数日前、インターネットで「くいだおれ」の閉店のニュースを聞いて、あーっとため息をもらした信託大好きおばちゃんです。
「くいだおれ」というのは、大阪の道頓堀という江崎グリコの看板などでおなじみのミナミの繁華街にある食堂で、店の前にある太鼓をたたいているめがねをかけた人形が有名です。この道頓堀の繁華街には、蟹やフグなどのでかいオブジェがぶらさがっていて独特の雰囲気をかもし出しています。
でも、去年の年末、久々に歩いてみたら、年末の休日なのに、不思議なくらい人が少なくて哀しかった。だから、「くいだおれ」の閉店のニュースを聞いても、驚くことはなかったですねえ。
道頓堀というと、私は80年代の阪神タイガースの優勝時に、みんなが騒いで、あのばっちい道頓堀川に飛び込んだ(カーネル・サンダースおじさんも)ことを思い出します。お家騒動ばっかしで、とにかく弱かった阪神タイガースに突然、掛布、バース、岡田という強打者があらわれ、がんがん打ちまくって、世間の評価をひっくり返して優勝してしまった。 阪神タイガースの優勝を4度みたら死ぬといわれた時代でした。20年に1度くらいしか優勝ができないようなチームでしたから。
ところが、その阪神タイガースは、近年、そんなに弱いチームではない。で、この辺から、週間東洋経済2008.4.12の「経済を見る眼」で、土居丈朗慶應義塾大学准教授の「大阪よ、何とか立ち直ってほしい」という論稿に入るのですが、この論稿で、土居さんは、なぜ阪神タイガースが強くなったかというと、「他力本願でない復活への地道な努力。宿敵ジャイアンツの敵失ではなく、野村、星野両監督の力を借りながら、自らの戦力向上によって復活を遂げた。」
そうなんです。だめになったから助けてとすがられてもどうしようもありません。みんな自分が生きるのに必死なんです。自分が変わらないとどうしようもない。そして、最後に先生は次のように締めくくっていらっしゃいます。
「大阪経済も同様である。特効薬はないが10年後を見据えて、大阪特有の産学連携を生かし、世界的に通用する地場産業を育て、商都を復活させて欲しい。頑張れ大阪!」
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