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2008年4月 7日 (月)

コーポレートガバナンスって何だ

たまたま。信託大好きおばちゃんは、4月から某大学院のファイナンス関係の講座を受講しています。

そこで、なるほどなあって思ったことを少しだけ。

コーポレートガバナンスというのは、お金を出した人に対して、お金を受け取った企業が、自分は悪いことをしないですよと安心させるためのしくみです。

ある石油採掘会社を作り、投資家からお金を調達したとします。

投資家にとって、石油を掘り当てるかどうかは、折込済みのリスクです。たとえ、掘り当てなくても、それはしゃあないなあ。

ところで、この会社にはもうひとつのリスクがあります。それは、経営者が投資家から受け取ったお金を、たとえば、賭博で使っちゃうことはないかというようなリスクです。

このリスク、つまり、経営者が何をしでかすかわからないというリスクがあるなら投資に二の足を踏みますよね。

そんなリスクがあるかもしれない投資先だと、当然、投資家もそれなりのリスクを織り込んだリターンを要求する。つまり、利子だったら高い利子を要求する。そうすると、経営も圧迫される。

経営者が何をしでかすかわからないというリスクは、石油が発掘できるかどいうような経営者の努力でどうすることもできないようなリスクではなく、経営者がしっかりして、経営者が乱心しても、それをカバーできるしくみがあればリスクを減らすことができる。

投資家というのは、自分でお金が稼げないから、お金を預けて事業を任せるわけであり、目に見える形でこれだったらリターンが確実にもらえるだろうとわかると安心するわけで、安心すると、そんなに高いリターンも要求しない。そうすると、コストが減るから業績がよくなる。

このようにコーポレートガバナンスというのは、お金を集めるため、すなわちファイナンスをより有利に行うために設けられているものだから、あんまり外部からファイナンスをする必要がないような会社の場合、窮屈なコーポレートガバナンスの仕組みをつくる必要はない。ということだったかなあ♪

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