武田薬品の8,800億円現金買収
今朝の日経の1面に「みずほFG利益3回目下方修正」と 「武田が8,800億円で買収」が載っています。
日本を代表する企業 ひとつは金融機関、もうひとつは製薬会社の話題ですが、かたや、アメリカが風邪(それもかなりビッグなやつ)をひいたら、自分のとこも影響を受けて体の具合が悪くなっちゃったという話題であり、もうひとつは、風邪を引いたのだったら、お金があるから、それを直す薬をそっちで作って売りましょうというような感じの話題です。
日本って、いろんな書籍や雑誌に書かれていることですが、規制業種はずーたいはでかい(メタボか)が、どうも足腰が弱い。それと比較して、規制のない企業というのは、厳しい競争に絶えずさらされているので、足腰が鍛えられて強くなってる。
武田薬品が 米国のバイオベンチャー ミレニアム・ファーマシューティカルズ(ナスダック上場)を買収するようですが、これが、現金による株式公開買付け
武田薬品の平成19年9月末の現金等の残高が1兆7,056億7,000万円だから、ほんとうに金庫の中から札束だして払えるんですねえ。
たしか、大昔に京セラが米国の会社を買収したときに、△合併のような手法を使って、京セラの株式を対価にした記憶があるのですが、そんなせこい?方法は使わない。
この買収金額は過去の大型買収のベスト4です。 ソフトバンクがボーダフォン日本法人を買収したときは、事業の証券化という手法を採用したのですが、そんな難しい手法も使わない。
武田薬品が米国の会社を買収した背景として、日経の記事によると、「日本では治験に参加する患者を集めにくいことや行政の承認作業が遅いことなどから、医療用医薬品の開発には10年以上が必要とされる。米国と比べ市場も小さい日本では医薬品開発には不利になりつつあり、アステラス製薬が新薬開発の統括機能を4月に米国に移管するなど日本離れが始まっている。」
企業の行動として、武田の米国製薬会社の買収、米国シフトは合理的な必然性を伴っているけど、開発という頭脳部分が海外に流れていくということは、日本の将来を考えた場合やはり問題があると思う。でも、どうすることもできない。この国は、ほんとうにどうなっていくんだろう。
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