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2008年6月10日 (火)

先物の大豆の値段はどのように決まるのか

たとえば、今、大豆は100万円だけど、この三ヵ月後に大豆を100万円売りたいとする。大豆には、マーケットがあって、値段が変動するようなもの。この取引で、確実に損しないためにはどうすればいいか。

 確実なのは、今、100万円だして大豆を買っておき、3ヶ月間寝かしておく。3ヵ月後に100万円で売れるのが決まっているから、利益は0。大豆の保管料は無視ね。

 いま、100万円あったらいいのだけど、なかったらどうするのか。この場合は、お金を借りてこないと、今、大豆を買うことができない。お金を借りると金利がかかる。ということは、100万円のものを100万円で売るという取引をしたら金利分確実に損する。だったら、どうすればいいのかというと、先物の値段を、現在の値段に将来の取引時点までの金利をプラスして決めればいいのだ。

 たとえば、今、金利が3%だったら、3ヶ月分の金利は、7,500円 (100万円×3%×3/12=7,500円)。 なら、先物の価格を1007,500円に設定するといいということかな。

 だったら、今度は、この取引をドルとする。今のマーケットは1$=100円として、3ヵ月後に 1万ドルが必要だとする。確実に損を出さないようにするためにはどうすればいいのか。

 ここは、日本。今、100万円のお金がないから、日本の銀行からお金を借りてくる。たとえば金利が2%。そして、今、この100万円をドルに代えてドル預金をする。金利はなんと8%!で、3ヵ月後にドル預金を下ろして使う。

それでは3ヶ月のコストはどうなるかというと 100万円×(2%-8%)×3/12=

     15,000円  つまり、ディスカウントが生じる。

そうすると、先物のドルで損をしない価格というのは 100万円―15,000円=985,000円となる。 と、考えるらしいね。

 

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