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2008年6月23日 (月)

SPCの連結対象は、金融機関だけか(アメリカの話)

 今朝の日経に「簿外の運用会社「SPC」米金融機関、連結対象に」という記事があります。

 記事をそのまんま引用すると「連結対象となるのは金融機関が運営し、サブプライム関連も含めた証券化商品の運用などに利用する特別目的会社(SPC)。現行基準では資産規模などの開示を迫られるケースはあるものの連結対象ではない。経営悪化時の資金供給を約束するなどSPCの運営に金融機関が責任を持っている場合、改正後は連結対象となる。」

かなり米国の金融機関にはインパクトのある改正のようで、SPCを連結に組み込むと、資産が膨らむので、ほっておくと自己資本比率が低下してしまうから資本増強をしないといけなくなるかもしれない。

この結果、米国金融機関の競争力が落ちる可能性もあるということですが、米国という国は、日本と比較すると、損失というか負の遺産の繰延ということをやらず、さっさと損切りをして、さっさと再生しようという強い意志を持っているような気がします。

日本だったら、金融機関がやばい時期に劇薬のような会計を導入するなんてことをするわけがない。

日本に関しては、昨年3月に「一定の特別目的会社に係る開示に関する適用指針」をASBJが公表し、企業の資産を切り出して作った一定のSPC(特別目的会社)については、子会社等に該当しなくても、取引の概要など一定の情報をその企業は開示しないとダメよということにしました。

これは、注記。 FASBは、SPCの資産や負債も、元の企業の資産や負債に合算しなさいということ。ただ、記事を読む限りは、金融機関に限定されているようです。

アメリカのあとを追いかける国日本ですから、いずれ、日本でも同じルールが導入されると思われますが、やっぱり、日本でも金融機関に限定されるのでしょうねえ。

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コメント

2005年11月25日の記事に質問させていただきました。
返信いただけると幸いです。

投稿: 三毛猫 | 2008年6月23日 (月) 23時47分

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