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2008年7月28日 (月)

おひとりさま現象と信託

 今朝の日経経済教室面は充実しています。経済教室は、前多康男慶応義塾大学教授の「世界的な金融市場の動揺 市場規律働く制度設計を」であり、ゼミナールは「観光立国への朝鮮 富裕層旅行者 受け入れ態勢整備課題に」であり、やさしい経済学は、上野千鶴子東大教授の「エイジングとポストモダン社会 おひとりさま現象」です。

 どれをチョイスするかふっと考えて、やっぱおひとりさま現象だなと思いました。おひとりさまの老後という本が75万部も売れたらしいです。信託大好きおばちゃんはまだ読んでいませんが、 3世代同居率が45%で夫婦世帯が35% おひとり世帯が16%らしいです。

 家族がいっぱいいるということは、老後、自分のめんどうをみてくれるという可能性もありますが、ドメスティックバイオレンスの犠牲になる可能性もあります。まあ、年寄りの価値というのは、お金を持っていてなんぼのもんというところもありますしね。

 上野教授は「おひとりさま」仕様の年金・社会保障制度を設計してもらいたいものと書かれて筆を置かれました。

 「おひとりさま」の老後の安定のためには、信託の利用もベストのひとつと思います。それなりにお金のある方が財産を信託されて、自分が生きている間は、毎月定額を信託から支給してもらう。病院に入ったり、介護を受ける状況になった場合も信託からの支給金で支払いを賄う。そして、自分が死亡した場合は残余財産で、葬式費用を捻出し、その後の手続きをやってもらって、残りは、自分の希望する人などに渡すというものです。

 いくらお金があっても、自分がぼけちゃったときに、そのお金を使って面倒をみてもらえるかが一番の不安なんですよね。ぼけたときに、変な人にお金を巻き上げられたら元も子もないでしょ。

 この辺の作業を的確にリーズナブルな値段でやってくれる信託会社などがあればほんとうにうれしいし、広まると思うのです。日本の将来に大きな安心をもたらすメリットがあるので、国がある程度のサポートをしてくれたらうれしいのですが、金持ち優遇ともいわれそうだから難しいかなあ♪

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コメント

大手信託の内容はよくわからなのですが、まだ、日本において高齢者向けの商品は開発されてないような気がします。

これが実現されれば結構広がると思いますが

投稿: 信託大好きおばちゃん | 2008年8月27日 (水) 10時40分

信託大好きおばちゃん。 信託入門者です。

大手信託で行われている安心サポート信託等のWEBを見ますと仰っている事も可能なように読めますが、抜本的な違いは何でしょうか? やはりコストでしょうか?

投稿: 水天宮 | 2008年8月27日 (水) 08時23分

 「信託」+「移行型任意後見契約」と言う形なら、理想に近いのではないかと思います。
 老後の備えとして一定の財産を「信託」した上で、「移行型任意後見契約」(見守り契約+財産管理・身上監護に関する任意代理契約+任意後見契約)を結び、信託指図人も兼任してもらう、そのような契約ならば、財産の管理運用は信託会社(銀行)に任せ、財産管理や身上監護に関しては任意後見人に任せることができます。(財産を信託しておけば、任意後見人が財産を不正に流用する事も防げます。)

投稿: オフィス許認可@台東 | 2008年7月28日 (月) 09時28分

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