« 本田のFin48による開示 | トップページ | ソフトバンク 証券化商品の買い手は、個人投資家 »

2008年7月 3日 (木)

カーボン債務の把握を急げ

 今朝の日経の経済教室は藤井良広上智大学教授の「カーボン債務の把握急げ」です。

 最近、温暖化の問題が日経の紙面やらいろんな情報媒体で話題になっているのですが、いまいちよくわからないことが多い。その原因のひとつとして、まだ決まっていないことがいっぱいあるからのようです。

 藤井教授の論稿を読むと、企業は温暖化債務(カーボン債務)を貸借対照表に計上しないといけなくなるようです。

 じゃ、温暖化債務とは何かというと、おそらく、それぞれの企業に割り当てれた排出量(ここまではCO2を排出いいですよという枠)と、実際に企業が排出した排出量の差額。

割当排出量が10で、実際の排出量が12なら 2がカーボン債務ということでしょうか。

 で、ここで問題になるのが、まず、割当排出量をどのように評価するのか。これがまだ決められていないようです。

 ASBJが2004年に「排出量取引の会計処理に関する当面の取り扱い」を公表しましたが、これは、よそから買ってきて自社で使うような場合や、転売目的で買ってきた場合は、どのような勘定科目を使って処理をしますかというようなものであり、評価には言及されていません。

 ただ、この論稿を読むと割当排出量評価は、時価ベースになる可能性が高いようです。

問題なのが、債務の方です。排出量の算定・報告は企業の義務で、算定自体は企業が行うようですが、唯我独尊ではないような算定、報告ができ、それを第三者が検証するようなシステムが未整備のようです。

いずれにしても新たなビジネスの分野ができ、国も支援し、永続的に続くことが予想されるから、何か自分がかかわれることはないかという視点でみていくとご利益があるかもしれませんね♪

|

« 本田のFin48による開示 | トップページ | ソフトバンク 証券化商品の買い手は、個人投資家 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 本田のFin48による開示 | トップページ | ソフトバンク 証券化商品の買い手は、個人投資家 »