« 事業の証券化 将来債権の証券化の問題点 | トップページ | アメリカが国際会計基準を導入 »

2008年8月28日 (木)

博打で勝つための戦略 天才数学者が見たバブル

今朝の日経の国際1面の地球回覧は「天才数学者が見たバブル」です。

 信託大好きおばちゃんは、まったく存じ上げなかったのですが、エド・ソープ博士という数学者にしてヘッジファンドの運用家がいらっしゃるようです。

 カジノで元金を倍増させたことがベースの「ディーラーをやっつけろ」という立派なご著書もございます。

 このソープ氏が、昨今のサブプライム問題等に関し、「問題はずっと以前にわかっていた。政府、中央銀行に歯止めをかけるべきだった。」と批判していらっしゃいます。

 でも、こんな批判より信託大好きおばちゃんの心をいっぱいいっぱいとらえたのは、カードゲームでの戦略。

 「残りーカードの状況から勝算を推測、ディーラーより不利な時は掛け金を最小に抑え、1%有利なら2倍、5%以上有利なら10倍に掛け金を調整する点にある。好機は生かしつつすべてを失うリスクは最小化する投資術だ。」

ちょっとした負けを認めたくなくて、勝とうと深追いすると、ほぼ確実に崩れていくのですね。どんなに強い人でも組織でも。勝てないとわかったら、負けないため、損失を最小にするためにはどうすればいいかという方向に舵を切り、早めに手仕舞いすべきなんでしょう。

 信託大好きおばちゃんの人生を振り返ると、読者の中でご存知の方もいらっしゃると思いますが、かくも悲惨な状況が展開され続けた人も珍しいですね。でもその中で体にたたきこまれたのが、とことん負けても死なないためにはどうすればいいかということであり、そのためにはほぼ正確な状況判断とそれに基づいた見通しの確かさが不可欠のような気がします。

|

« 事業の証券化 将来債権の証券化の問題点 | トップページ | アメリカが国際会計基準を導入 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 事業の証券化 将来債権の証券化の問題点 | トップページ | アメリカが国際会計基準を導入 »