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2008年8月 6日 (水)

分別管理

 昨日、毎年8月に催される早稲田大学ビジネス情報アカデミーの「信託とファイナンス」の講座に出席しました。1年ぶりですねえ。

 昨日は 住友信託の早坂文高氏の「信託Ⅰ、Ⅱ」ようするに信託法の基本をだーっと3時間で説明しましょうというものです。

 講義でも自己信託のお話があったので、ふっと思ったのですが、930日になったら自己信託が解禁になるのですねえ。私がいうのもなんですが、あと2ヶ月切っているわけです。

 自己信託、つまり、委託者が自分の財産を自分に信託すると、自分の財産であっても自分の財産でなくなるという不思議な現象がおこるわけです。自分がつぶれても、自分の債権者は、原則的には、その財産を取り押さえることができない。

 この自己信託をする際の大事なポイントの一つが分別管理です。自分の固有の財産と信託財産を分ける。土地や建物なら登記ではっきりするのですが、たとえば、棚卸資産ならどうするのか。同じ商品をまとめて買ったような場合は、倉庫に信託のもの、固有のものを別々にわかるように保管して、帳簿上もわけるというのが理想的なのでしょうね。でも、そのように分けられないものもありますよね。たとえば材料が液体で、でっかいタンクに入れないといけない。別々のタンクなんかいれることができないものもあります。このような場合は、帳簿管理しかないのでしょうね。他にもきちんと明確にわけれないものもあるはずです。共有の資産も当然、存在するはずです。微妙な時点で、微妙な状況で、地震がおきたり、受託者が倒産した場合、どうするのか。

ルールを徹底的に作っておけばいいのですが、事業なんて、想定外の連続ですからねえ。

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