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2008年9月 3日 (水)

中小企業庁の信託を活用した事業承継の中間整理

中小企業庁が 91日に信託を活用した中小企業の事業承継の円滑化に向けて(長いなあ)の中間整理を公表しました。

 サマリーのようなペラ1枚と、中間報告が16ページ、結構わかりやすくていいなと思いました。

 何度かにわたってこの内容を書いてみます。いつ書くかはわかりません。アップする日の朝に、何を書くかを決めて、いきなり書いてを3年ほど続けていますので、

 事業信託もあるのかなと思っていたのですが、そうではなく、非上場株式を信託財産とした事業承継のための信託スキームの検討です。

 これが種類株式なんかより使えるよというようなことですねテーマは。なぜ使えるかというと、株式をオーナーが信託するでしょ。そうすると名義は受託者(信託銀行でもいいし、民事信託なら家族の誰かでもいいのだ)になり、受益者はオーナーにすることもできれば、後継者にすることもできます。受益者を後継者一人だけでなく、子供たち全員とすることもできます。

 事業承継で信託のチカラが発揮できるのは、株の名義は受託者だけど、議決権を誰が持つか自由に決めれるからです。

 だから、たとえば、会社の株の受益権は3人の子供に均等に渡すけど、議決権だけは、後継者にわたすよというような信託も可能であれば、会社の株の受益権はオーナーの目の黒いうちに後継者に渡しとくけど、議決権はオーナーに残しといて、オーナーが死んだら信託を終了させて、後継者に議決権もしっかり行使できる生の株がわたるということもできるわけです。

 そんなチカラのある信託の利用方法を周辺の法律の問題点などに目配りしながら論じていらっしゃいますが、事業承継の実務をやったことのある人なら、信託の知識がそんなになくても、わりとすうっと入っていけるのではないかなぁ♪

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コメント

こんにちは。
いつも楽しく拝見しています。
この中間整理のスキーム2などは、信託終了後、株式をどのようにしようと考えているんだと思いますか?
いろいろ問題があるような気がしますがsun

Aの生存中
受益者 A(100)
指図権者A(100)

Aの死亡後
受益者 B(50)C(50)
指図権者C(100)

投稿: パラリーギャル | 2008年9月12日 (金) 16時44分

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