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2008年10月26日 (日)

収益は額で、費用は率で

ファイナンスの授業の備忘録♪ 

もし、事業がうまくいかなくなったらどうするか。事業がうまくいかなくなるということは、利益が少なくなったり、損失が膨らむこと 利益は損失はどうして計算するかというと、収入から費用を引いて計算する。

利益が少なくなったり、損失が膨らむと、業績を挽回するためには、収入を増やすか、費用を減らすかしないといけない。

収入を増やす場合の方法として、収入金額を増やす方法と利益率を上げる方法がある。業績が苦しくなると、利益率をあげようと考えることが多いけど、これはよくない。

なぜなら、利益率が高いということはリスクも高いということ。トヨタに100億円を利率0.1%(1,000万円)で貸すのと、そこらの中小企業に1億円を利率10%(1,000万円)で貸すのとどちらがいいか。同じように収益は1,000万円。でも、トヨタの方が額が稼げて、ほぼ確実に元利金を回収できる。そこらの中小企業の場合、利率10%は稼げても、当然、貸倒のリスクもトヨタよりはある。いずれも一人の担当者を貼り付けているとして、コスト的にはトヨタの方が少ないコストで、確実に稼げる。だから、収益を伸ばすなら額でとらえよ。

次に費用を減らす方法として、支出金額を減らす方法と、原価率を下げる方法がある。業績が苦しくなると、支出金額を減らそうと考えるけど、これはよくない。

業績が芳しくなくなると、交際費、交通費、広告宣伝費を減らせとなるけど、これって経費の中で占める割合というのはそんなに大きくない。減らすことによってモチベーションが下がることもある。

それでは、リストラじゃーということで、セールスマンをファイアーしたらどうなるのか。セールスマンと売上は連動しているものであり、セールスマンが減れば、それだけ売上が減ることもある。他のセールスマンが代わればいいというものでもない。

それよりは、原価率を下げる方がいい。同じ売上で、利益をより上げられるようにするためにはどうすればいいか。

経営者の仕事は、より少ないコストでより多くの利益をあげるためにはどうすればいいのかについて知恵を絞ること。なるほどなと頭ではわかりますが、経営者になったときに実践できないとだめなのでしょうね。

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