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2008年11月28日 (金)

お家騒動  一澤帆布の場合

 相続争いというのは、人が財産を残してこの世を去り、その財産をもらうことのできる人が複数存在する限り、永遠に続くものです。

 根っからの悪人というのは、この世にあまりいないと思うのですが、額に汗するよりも大きな財産をもらえるかもしれないという絵に描いた餅が目の前にぶらさがると、人は狂いだします。

 一澤帆布という会社があります。上質のかばんを作り続けていらっしゃる京都の会社さんです。

会社をコントロールしたい場合、社長になるだけではだめで、その会社の株式をいっぱい持たないとうまくできません。会社は株主のものですからね。チーママの地位はつらい。結果をださないと、また、オーナーのご機嫌を取り結ばないと明日はないからね。

さて、一澤帆布さんの先代が数年前にお亡くなりになられたそうですが、そのあとの事業は三男さんが引き継がれたようです。先代が、三男を後継者と定めたならば、当然、会社の株も三男に引き継がせたいと通常は思うはずです。

遺言書がでてきました。しかし、その遺言書というのは2通あったのです。

一通は、三男夫妻に渡すというもの。 もう一つは、長男(全然事業にタッチしていない)と四男に渡すというもの。

しかも、長男への遺言の方が、日付が新しい。そうなると、2つの遺言が適法ならば、新しい遺言が有効とされるわけです。

で、この問題は裁判沙汰となったなり、世間に知られるようになったのです。

以前に三男さんが訴えられたようですが、これは最高裁までいき、三男さんの負けが確定。今回は三男の奥さんが訴えられたようです。

記事によると、大阪高裁では、長男に対する遺言は無効であり、三男を解任した株主総会決議も取り消されたようです。先代は、一澤の文字に執着していたのに遺言書で使われた認印が一沢であるのは不自然だし、内容も不自然だからということのようですが、まだ、判例はネットで公開されていないので詳細はわかりませんが。

この争いが大阪高裁で終わるとは思えません。きっと最高裁までいくでしょうね。

相続争いを避けるためのツールとして遺言は有効ですが、こういう想定外のケースがおこってしまうと、遺言では対応できません。

この問題は、先代がほんとうはどうしたかったのかをきっちりと汲み取り、親族に伝えることができる第三者の存在がいなかったから大騒動に発展したのかもしれませんね♪

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2008年11月27日 (木)

年金の運用と国際会計基準

今朝の日経の投資財務面に「変わる企業年金運用 会計基準厳格化が影響」という記事があります。

 どうも、年金の運用方法を株から債券に移行する動きがあるようですが、その理由のひとつとして国際会計基準への移行(かどうかはまだ確定していませんが)のトレンドの影響があるようです。

 日本で、年金などの会計として退職給付会計がすでに導入されているのですが、年金を運用している資産について評価損が発生して、予想していた運用収益と実際が異なっていたような場合には、その差額について、平均残存勤務期間以内の一定期間において償却することになるので、一時期にどかんと費用が発生することは通常はありません。

 ところが、国際会計基準では複数年度償却を認めず、直接損益計算書に反映する方向性を示しているようです。ちょっと時間がなく、原文等にあたっていないので、ここらへんの事実関係は確信がもてませんが。

 日本においても数年後には、少なくとも上場会社の連結財務諸表は国際会計基準で開示しないといけなくなる可能性が非常に高い。上場会社が自社の社員の年金にあてるために株式で運用していると、その株式の期末の時価のぶれが思いっきり会社の業績等に影響をあたえることになってしまう。これはたまらないので、運用先を株から債券に変えるということでしょうか。

本来なら、年金のための資産運用は、短期売買でなく長期保有が行われるので、毎期時価会計を導入して開示するのはいかがかと思うのですがね。

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2008年11月26日 (水)

Several って何年だ

今朝の日経の総合面で「オバマ政権経済チーム発表米危機封じ「3S」がカギ」があります。

 経済危機封じのキーワードを3つ Speedy Substantial Several Years でくくっています。

 このうちのSeveral Years これだいたい何年くらいを想定しているのでしょう?

 ジーニアス英和辞典によると(少ない感じで)いくつかの (多い感じで)いくつもの、かなり多くの

 となっており、

 英英辞典を電子辞書で調べると more than two but not very many

うーん。です。

 私の英語の先生である大島さくら子先生が以前お話されていたと思いますが、このseveralは 人によってまちまちである。 2から5くらいのひともあれば 5から10くらいもある。 ただ10以上は あんまり。

 今回のキーワードでseveral を使ったのはうまいですね。だって、どれくらいかかるかわからない。結果的に23年でおわっても several 。 10年近くかかっても severalだからいいでしょとなる。

 言葉の使い方は非常に大事です。いずこの国においても♪

 

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2008年11月24日 (月)

海外関連会社からの配当が非課税となると トヨタのケース

この3連休は、私としては珍しくばたばたばた、祭りですな。これからもしばらくはこんな調子か。ただ、ネットとリアルは別世界ですから。いつもとおんなじ感じでね。

 1121日(金曜日)日経で「企業と税(上)海外子会社の配当課税」の記事がありました。

 平成20年の税制改正の目玉、海外関連会社から受け取る配当については日本で法人税を課税しませんよという改正が起こったらどうなるかということです。

 トヨタ自動車の平成20年有価証券報告書の「16 法人税等」の中で繰延税金資産や繰延税金負債の明細を書いている項目があります。この繰延税金負債のところに「海外子会社および持分法適用関連会社の未分配利益 平成20年期は△ 607,510M円」とあります。

 

これどういうことかというと、トヨタの海外子会社が海外で稼いだ利益で、海外に残っているものが、もし、日本に配当という形で還流されたら、その利益について6,000億円おくらいの税金とられちゃうからねということ。

このような巨額な税金負債が計上されるのは、日本より実効税率が低い国でいっぱい稼いでいるから。

日本に戻さない限り、この6,000億円も投資に廻せるよね。

トヨタの所在地別セグメントを読むと営業利益ベースで 売上ではアメリカが大きいけど、営業利益ではアジア地域が大きい。アメリカは日本とあんまり税率がかわらないから、この繰延税金負債の源泉はアジアでの利益なのでしょうね。

ちなみに、平成20116日に公表されたトヨタの平成21年期の連結ベースの当期純利益の修正業績予想は、5,500億円、 来期もたぶんそんなによくないでしょう。

もし、税制改正になると、この税金を払う必要がなくなるから、この繰延税金負債分、当期純利益を押し上げることになる。大きなインパクトですね。

ただ、海外で稼いだ莫大なお金が日本にもどってきたとして、トヨタは日本でそのお金を使うのでしょうか。国が意図することと違うことのためにお金を使っちゃったら、一体この改正はなんだったとなるかもしれませんね♪

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2008年11月20日 (木)

アイスランドのサムライ債がデフォルトすると、

 今朝の日経の経済一面に「「金融保証保険」損失1,200億円」という記事があります。

 風が吹けば桶屋が儲かるというように、アメリカで金融危機が起こると、いろんなところにひずみが生じます。

 アイスランドは小さな国だけどビッグになるために金融立国をめざした。そのためにはいっぱい外国からお金を調達する必要があるから高金利政策をとった。

そうすると、アイスランドの国民は家などを買うための軍資金をアイスランド国内で調達すると高い金利を払わないといけないから、日本のような低金利の国からお金を調達した。これがサムライ債。

アメリカで金融危機がおこると、投資家がアイスランドに預けていたお金を引き出した。その結果、アイスランドの通貨の価値ががくっとおちた。通貨の価値ががくっと落ちたら外国からの借金の残高がぐわーんとふくれあがった。そうなると、返済できない。

返済資金がないと外国の投資家に元利を支払えないからサムライ債デフォルトした。

デフォルトすると通常は、サムライ債を持っている投資家が損しておわりだけど、この損失を保証していた会社があった。だからその保証をしていた会社は約束したお金を払わなければならなくなったので損失を計上した。

ということで、記事によると三井住友海上ホールディングスが、アイスランドのサムライ債も一部を補償されていたようです。

三井住友ホールディングスの第2四半期決算短信によると

損害保険事業におきましては、正味収入保険料は7,570億円となりました。これに資産運用収益などを加えた経常収益は、9,912億円となりました。また、経常費用は、米国発金融危機による市場の混乱の影響を受け、多額の有価証券評価損が発生したほか、欧州子会社における信用保険の引受けに関して大口の支払備金を計上したこともあり、9,912億円となりました。この結果、経常利益は20百万円となりました。

経常利益(又は経常損失(△))は、日本が294億円、アジアが32億円、欧州が△393億円、米州が55億円となりました。

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2008年11月19日 (水)

そろそろ税制改正の季節

今朝の日経を読むと、そろそろ来年度の税制改正の季節だなあと実感します。

 来年の目玉は、事業承継税制と、たぶん国際課税(配当の非課税?)だと思います。

事業承継税制は、一定の中小企業の株を相続した場合は、相続税が大幅に納税猶予できますよ、だから、相続を理由に廃業なんてしないでねというようなもの。でも、結構、要件がきつくて、条文を最後まで読む気持ちがなくなるのですよね。

 日経を読んでいたら「農地集約促進へ 税制優遇を要望 自民部会」

農地の面倒をみてくれる人が相続した場合、相続税の支払いを先延ばししていいですよという制度があります。そして20年間の農地の面倒をみたら、支払を先延ばしにした相続税を払わなくてもいいですよ。

 この農地の面倒をみるというのは、原則的には、自分で面倒をみるというものですが、世の中の流れを取り入れて、大規模農業を営むために農地を貸す場合もOKにしましょうというようなもの。

 いわゆる農業生産法人に貸すようなものですよね。信託大好きおばちゃん的には、農地を信託するという手法はどうかなあと思うのですが♪

 

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2008年11月18日 (火)

竹中式 マトリクス勉強法

信託大好きおばちゃんは竹中平蔵さんのファンです。彼のお書きになる文章は非常に平易ですーっと頭の中に入り、何を言っていたか、信託大好きおばちゃん程度の頭脳の持ち主でも、さらっと要約できるからです。

 そんな竹中さんが「竹中式 マトリクス勉強法」を出版されました。この前、丸の内の丸善に行ったら、目立つところに山積みされていたから、大ベストセラーになっているのでしょう。

 コンパクトにまとめていて、それぞれの項目が示唆に富んでいて、あいかわらず面白いです。

 その中に「世界に通じる勉強5の極意があります。」

1.聞き上手になれ

2.常に頭を使え

3.出来る経験は進んでしろ

4.誰と働くかを考えろ

5.仲間は取捨選択しろ

このうちの1,2に関して、竹中さんは、小泉さんの優れた面を踏まえてお書きになっていらっしゃいます。

「小泉さんは大事な話は必ず、相槌も打たず押し黙り、目をつむって聞く癖がありました。それだけ、神経を集中させていたのでしょう。最後まで聞いた後は必ず、「それは、つまり、こういう意味ですか」と念を押される。 そして、「ありがとうございました」と言って引き下がり、一人になって考えて、最後は必ず一人で決断するのです。 きっと、小泉元総理は、人の話を聞きながら、自分の論理体系を再構築していたのでしょう。」

「小泉さんといえば、マスコミからの批判や、国会での尋問などに一瞬にして切り返す妙技は名人級。傍で見ていた私も、たびたび舌を巻いたものです。 

 咄嗟の切返しとは、やはり、頭の中に点在する知識や情報をつなぎ合わせることです。

 小泉さんは趣味の歌舞伎を見ながらも、歴史小説を読みながらも、常に頭を働かせていました。そして、そのたゆまない努力こそ、瞬発力を形成していたのです。」

 小泉さんがどうだったのかは、いずれ歴史が評価することになると思いますが、やりたいことを実現させたという一点において信託大好きおばちゃんは偉大であったと思います。

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2008年11月17日 (月)

なんで丸の内は元気で八重洲は元気じゃないのだろう?

今日の日経のトップ面は「新築オフィス下期賃料 東京、6年ぶり下落」です。

金融危機で、外資系金融機関がまず大打撃を受けている状況ですから、高級な新築オフィス入居へのニーズも減るは当然でしょうね。

で、東京のど真ん中に関して、明暗をわけたケースが特集面に載っています。

丸の内に20094月に開業する丸の内パークビルと八重洲口側で本年11月末に開業する丸の内トラストタワー本館です。

丸の内パークビルは、現在、満室状態で、テナントは、三菱商事や新日鉄 それに坪8万円の家賃を払う外資系金融機関!などなどらしい。 この外資系金融機関ってどこだろう? 三菱系だからモルガンかそれともゴールドマンサックスか? 4月になればわかるけどね。

他方、丸の内トラストタワーは 稼動率50%未満で 家賃を7万円から上層階を除き56万円に引き下げられたようです。

八重洲といっても東京駅の近くのあれでしょ。丸の内と変わらないのに、どうしてなのでしょうか。 金融危機でびくともしないような顧客をテナントとして誘致たからといってもテナント集めは金融危機がこれほど大きくなる前にやっていたはずです。

そんなに丸の内はエライのでしょうか?

P.S 昨日のセミナーご参加いただいた方、どうもありがとうございましたぁ♪

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2008年11月14日 (金)

三越・伊勢丹が1,600億円投資するというけれど

今朝の日経の企業総合面に「三越伊勢丹 1,600億円投資」があります。

 伊勢丹新宿店、三越銀座店、三越日本橋店の大規模な改装をされるようです。

 他の百貨店も改装に膨大な投資をなさるそうです。でも回収できるかなあ?

 ところで、最近、皆さん百貨店で買い物されたことありますか?

 信託大好きおばちゃんは、百貨店の地下でお弁当を買ったことと、ケーキをかったことぐらいで、1回の支払いはせいぜい2,000円くらい。

 なぜ、これらを買ったかというと、デパ地下のお弁当は、他と比較して種類が豊富だから。ケーキは、どこかの雑誌でおいしいと書いてあったのでためし食いのため。

 百貨店の売上や利益の大きなシェアを占める洋服とかは買わないですねえ。

 なぜか。 百貨店の洋服売り場の大きなシェアって、若くてスリムなおねえちゃんの服は豊富にあるけど、でぶのおばちゃんを美しく、上品にみせる服というかなんというかあんまりないんですよ。太った人用の服というコーナーもあるのだけど、いまいちなんですよ。高い割には、センスがよくない。こういうおばちゃんが百貨店の優良顧客なんだけどね。

 だからどうなるかというと、普段着というか、そういうものは、ユニクロでまとめ買いという方向に向かい、スーツ系というのは、高価なオートクチュールはとてもとても手が出せないので、レディス向けのイージーオーダーをしてくれるなじみの店でコンスタントに買いますね。ブランド代がかからないので、ぱっとみると高価そうな生地の服なのにデパートで買う既製服以下の値段で手に入るのですね。

 洋服に関しては、都心だったら、別に百貨店にいかなくても、自分の好みにあう専門店がいくらでもありますしね。

 つまり、百貨店で買う意義が見つからないんですよ。百貨店は、駅の近くの一等地にあるので、時間つぶしにうろつくことはありますが、ついでに何か買おうという気にはあんまりなれない。いいものがあると、それを頭の中にインプットして、たとえば、ネットで値段を調べて、安いところで買ったりする。

 信託大好きおばちゃんがイレギュラーなのかもしれないけど、でも、多くの人が百貨店であえて買おうと思っていないと思うのです。どうしてもここで買いたいというような気持ちになってもらうためには、抜本的な発想の転換が必要なのではないかなあ。

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2008年11月13日 (木)

ソフトバンクのキャッシュフロー経営

今朝の日経の企業1面に「立ち向かう経営した下 稼ぐ力と財務両立」があります。

金融危機で業績低迷の会社はいっぱいありますが、おっとすっとこどっこいという会社もあります。ここで紹介しているのはまず、IBM それから ななんとソフトバンク キャッシュフロー重視の経営でがんばっていらっしゃるようです。

 ソフトバンクって 以前、時価総額経営みたいなことを言ってた会社じゃなかったっけ。 ソフトバンクは、この9月末で 社債が4,423億円、長期借入金が14,900億円もあるような会社です。格付けは Moody’s Ba2Standard & PoorsBB

10月の株価は、金融危機の影響を受けて、こんなに借入金があるとまずいんじゃないかえということで、下落傾向にあり 最低が1028日の650

そこで、これはまずいという経営判断を下した、孫さんが、第2四半期の決算の説明会をして、うちは大丈夫ですよ、だっていっぱい現金が入ってくるもんねとプレゼンテーションされました。その結果、株価は上昇し、1112日の終値は1,445円。

このプレゼンテーションで孫さんは、無借金になるまで数千億円の大きな投資をされないといわれたそうです。あの孫さんがですよ。

なぜこのようにおっしゃられたかというと、おそらくボーダフォンを取得するときの1兆円を超える(たぶん)借入金の返済を担保するために、ボーダフォンの全財産に担保をつけられるとともに、もし、ボーダフォンの経営がうまくいかなかった場合には、孫さんは経営のイニシアティブを金融機関に奪われてしまうことになるからではないでしょうか。

携帯ビジネスは、今後あまり投資がなく、お金がコンスタントに入ってくる。そのお金でとにかく借入金を返す。そして返済が終わると、もう誰も孫さんのビジネスに思いっきり口を出す人がいなくなるから、そうしたら、また投資を再開ということでしょうかね。

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2008年11月12日 (水)

やっぱり道州制の方向に動いていくみたいね

 昨日(1111日)の夕刊のトップ記事は「道州制論議 前倒し 政府・自民方針 次期国会に基本法」です。

 信託大好きおばちゃんの周りの複数の極めてエライさん系の方々は、しばしば、これかれは道州制です!というようなことをおっしゃられます。へーっつ わかっちゃいるけど、遠い先でしょ。と思っていたのですが、動きとしては、そんな遠い先でもないらしい。

 日経の記事による 道州制のスケジューリングは

年内 道州制基本法案の骨子取りまとめ

20093月 基本法案を通常国会に提出し、成立

2015年から17年 道州制へ移行?

20018年 政府のビジョン懇談会が打ち出した完全移行のメド

国の役割は 外交、防衛、司法などに限定

公共事業や農業振興は道州

身近な社会福祉や初等教育、水道事業、一般道路の整備は基礎自治体が担当

中央省庁の役割を地方に委譲し、行政機構のスリム化をねらう。

現在の国の想定バランスシートは債務超過状態なのかもしれない。これを是正するためには、国、地方公共団体の無駄な経費の削減がいちばん、ようするに公務員のリストラやね。そのための壮大な国家プロジェクト♪

なんといっても公務員を敵に回すのですから、先行き不透明感もいっぱいですが、そこはほれ、優れたリーダーシップのある政治家の先生のご尽力で、あるべき姿どおりのしくみを作って欲しいですね。○○先生♪

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2008年11月11日 (火)

三菱レイヨンの現金買収

今朝の日経の第一面トップ記事は「英化学大手 三菱レイヨンが買収へ」であり、となりの記事は「米政府FRB AIGに資本注入4兆円」です。

昨今のアメリカ発の金融危機が世界に波及して、トヨタも減益を発表してますし、日本経済はまたもや沈滞かと思われたのですが、おっとどっこいということです。

金融危機になり、日本経済が他の国より傷ついていないとなると、日本の通貨の価値が高まる。つまり円高になる。円高になると、外国に商品を売っても入ってくるお金が少なくなるから輸出型企業の予測収益は当然低くなる。

でも円高になると、外国から商品を買う場合に払うお金も少なくてすむ。外国の株式も当然そうなる。円高+株安で少ないコストで買える。だから外国の会社を買収するのはいまが好機ということなのでしょう。

三菱レイヨンは、英化学大手の会社を買うようですが、どうも現金買収らしい。

9月末の連結ベースの現金残高は短信によると188億円、 買収価格は1,500億円 日経の記事によると金融機関からの借入を予想していらっしゃいます。

自己資本比率が203月末で、44.2%です。メーカーだから、まあこんなもんか。

外国の会社を三角合併等の手法を使ってゲットする場合はキャッシュが減りませんが、三菱レイヨンさんの株主に英国の会社の株主さんたちがやってきます。三菱の名前があるから、三菱グループがわーっと持っていて、外人株主が来るのがいやだから現金買収なのかと思って、有価証券報告書をみたところ、三菱グループの最大の株主は三菱UFJ銀行の3.6%だから、あえて現金買収する必要がないような気もします。

三菱レイヨンさんは社債も発行していらっしゃいますが、社債の利子は、昨今、高くなりそうだからこの方法はないのでしょう。そうすると、やっぱり単なる借入なのか?それとも面白い手法を考えるのでしょうか。

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2008年11月10日 (月)

ご来光

本日は900本目のブログの記事です。

ほんとうにふっとした偶然ですが、今日、非常に艶やかなご来光を某場所で拝むことが出来ました。

 空の色が刻々と変化し、山の上にかかる雲が、やがて、黄金色に輝きだし、厳かに大きな丸い金色の太陽がお出ましになりました。

 30分以上じっと眺めてましたが、最高です! このご来光のように、いいことがありますよーに♪

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2008年11月 7日 (金)

農林中央金庫さんの1,000億円の評価損

日経にも載っていましたが、平成20116日付けで、農林中央金庫さんが「平成213月期経常利益予想(単体)の修正」をリリースされました。

 このサブプライム騒動で、信託大好きおばちゃんは、農林中央金庫さんが、グローバルレベルの機関投資家だとういうことを初めて知りました。なんといってもサブプライムローンの評価損の規模が、世界のトップ18でしたから。並の努力で獲得できる地位ではありません。

 今回は、平成21年決算の利益が予想をはるかに下回るということですが、これは、所有する有価証券の評価損を1,000億円ほど計上される予定だからだそうです。

1,000億円の損失のうち、証券化商品は810臆円で内訳は

住宅ローン担保証券       58億円

商業用モゲージ担保証券     37億円

債務担保証券         714億円

 債務担保証券の内訳は ローン債務担保 138億円

            証券化商品担保 576億円

 証券化商品を担保にしたやつが大きなシェアを占めているようです。

 ようするに、中身がよくわからないやつではないのかな。

 農林中央金庫さんって、農家の人から集めたお金を運用しているところですよね。大口投資家は、より多くのリターンを安全に追及する必要があるから格付のみを信じて証券化商品に投資したのでしょうか。

大口投資家いうと、たぶん年金周りもあるはずですよね。年金周りの方もきっと証券化商品をいっぱいもっていると思うのですが、いまいち、新聞に報道されていないのでよくわかりません。年金周りの方も情報を教えて欲しいという気持ちはありますが、知ったら大変なことになるのかもしれませんね♪

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2008年11月 6日 (木)

ディズニーランドは、あいかわらず、商売繁盛

 今朝の日経の投資財務面を読むと「ディズニーリゾート49月、テーマパークで一人勝ち、入場者、過去最高で増益」だそうです。

 企業関係の見出しを読むと8割から9割は減収、減益で、中身を読む気にあんまりなれません。そんなときに、ぴょこっと増収増益なんてタイトルが目に入ると、どれどれと読み込んでしまいます。

 日本にはバブルのときに、日本全国にテーマパークが乱立しましたが、ほとんどがうまくいきませんでした。中身が悪い。ロケーション悪い。いろんな事情があると思いますが、その中でずーっとディズニーは勝ち続けています。

 第2四半期(6ヶ月間)のオリエンタルランド(ディズニーの運営会社)の連結の数値から抜粋すると                         (単位 M円)

 前期   当期   増減   増減率 

売上

 テーマパーク事業   129,290   142,546   13,255    10.3

ホテル事業      16,414      21,082    4,668    28.4

 営業利益

テーマパーク事業   13,256      15,664    2,407    18.2

ホテル事業      3,525        1,861  1,663  △47.2

テーマパーク事業が伸びたのは 25周年のイベントをやって 過去最高の入園者数をマークしたから。

 ホテル事業の売上が伸びたのは、東京ディズニーランドホテルを新たにオープンしたから、利益が減っているのは開業費用がかかったから。

なにが凄いといっても、リピーターを引き寄せる力の凄さは、半端ではないですよね。

一人当たりのテーマパークの売上もでているのですが、

1人あたりの売上 9,540

内訳

チケット収入   4,143円  44

商品販売収入   3,267円  35%

飲食販売収入   2,131円  22%

ディズニーランドって家族で来るものでしょう。4人家族とすると 4万円を使うことになる。

30台くらいのサラリーマンの年収ってそんなに高くないにもかかわらず、出費は多い。なのに4万円をだすのは凄い。それもリピーターが多いということは、何度もそれくらい使っている。

チケットや飲食は、まあ必要経費だからいいとしても、 商品販売って、ディズニーランド以外でははずかしくてかぶれないミッキーの帽子とか、ぬいぐるみとかでしょ。普通に考えると買うはずのないものを、なんとなく雰囲気負けして買わせる力というのが特に凄いですね。

ホテル部門についても凄いなと思ったのは、、客室の平均稼働率が90%超らしいんですよ。ディズニーランドのホテルですよ。週末や夏休みだったら稼働率が100% でもおかしくないけど、平日は子供は学校に行ってるでしょ。そうすると、90%台をキープするためには、平日もお客さんをいっぱい集めてこないといけない。外国からのお客さんを集めているのだろうか。

いずれにしても、ディズニーの営業努力とその結果には凄いものがあります。テーマパークなんて、よほど魅力がないと行かないものなのにいっぱいお客さんを引き寄せて、いっぱいお金を落とさせていますからね。このエッセンスを自分のものにして、自分のビジネスに生かせたら ほぼ確実に成功し続けるのでしょうか♪

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2008年11月 5日 (水)

小室哲也さんの逮捕で思うこと

 昨日、あの小室さんが逮捕されちゃいましたねえ。 彼に近い世代の信託大好きおばちゃんとしては、なんだかなあと思ってしまいます。

 彼のプロデュースした曲が、次々とヒットしたのは1990年代。そう、バブルのあとの暗黒の10年だったと思います。

 軽快で、心地メロディなんですが、不思議なことに言葉が心に響かないんですよね。言葉が記号なんです。

 ここが、サザンと違う。サザンも勝手にシンドバッドでデビューしたときは、久米さんと黒柳徹子の「ベストテン」を見て、一発やだ!と思ったのですが、しばらくたって、「いとしのエリー」を発表し、単なる一発やではないと確信しました。

 そんな曲が小室さんにはないんです。だって、彼が作った曲名いってみろといってもいえない。たぶん、聴いたら、あっつそうだったなと思うけどね。

 そんな才能の違いが、10数年たって大きく人生を変えたのかもしれません。

 桑田さんも小室さんも、突然、莫大なお金が入ってきて、それなりに寄生虫的な人たちがわーっとむらがったと思います。シチュエーションは同じ。でも、その後、どう対処したかが違ったのかなあ。桑田さんの方がお金の使い方がうまかったのかもしれません。

 世の中には、お金の稼ぎ方が上手な人はいっぱいいます。でも、お金の使い方の上手な人は意外と少ないのでは。きっと、お金を稼ぐよりも、はるかに厳しいセルフコントロールと人を見極める目が必要なのだと思います。お金の稼ぎ方を教えてくれる人や本はあるけど、お金の使い方を教えてくれる人も本もない。心の中を涙でいっぱいいっぱいにして覚えていくものなのでしょうか。

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2008年11月 3日 (月)

またまた 信託大好きおばちゃんのセミナーのご案内です♪

 3連休の最終日は、天気があんまりよくありませんね。 そろそろお昼ごはんの時間です。

パスタを茹で始めることにしますか♪

 さて、先月に引き続いて、またセミナーをいたします。今回は、前回の内容(4時間分)を2時間に濃縮して、バージョンアップさせております。日曜日の午後で、場所が京王線沿線分倍河原駅付近ですが、よろしかったらどうぞ♪

 なお CFPAFRCPEの対象です。

  「信託大好きおばちゃんのブログで読み解く2008年金融危機」

  証券化とデリバティブがどのような影響を与えたのか。

 米国のサブプライム問題が昨年、勃発して以降、アメリカ発の金融危機が全世界に大きな影響を及ぼしています。日本の経済や企業もその影響を大きく受けています。

 今回のセミナーでは、この金融危機の根っこにある証券化の問題やデリバティブの問題について、どういうものなのか、どのような問題を引き起こしたのか等を ブログの記事をベースにお話していただきます。

日程は11月16日(日)です。

時間は午後2時から4時

会場は府中市片町文化センター

http://www.city.fuchu.tokyo.jp/shisetu/komyunite/senta/katamachi/index.html

京王線分倍河原駅下車 新宿方面線路沿い

徒歩3分

参加費は1000円です。

申し込みは 

申込 メール tamafp@con-a.com 

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