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2008年12月25日 (木)

土地の譲渡益を1,000万円だけ非課税にするというけど

 今日は、税制改正ねた♪

平成21年の税制改正大綱に次のようなものがあります。

1 平成21年及び平成22年中に取得した土地等の長期譲渡所得の1,000万円特別控除制度の創設

(1)個人が、平成21年1月1日から平成22年12月31日までの間に取得をした国内にある土地等で、その年1月1日において所有期間が5年を超えるものの譲渡をした場合には、その年中の当該譲渡に係る譲渡所得の金額から1,000万円(当該譲渡所得の金額が1,000万円に満たない場合には、当該譲渡所得の金額)を控除する。

(2)上記(1)の特別控除は、法人も同様とする。

 来年か、再来年に土地を買って5年間寝かせて、売ったら売却益を1,000万円分非課税にしましょうねというもの。

 昔、100万円特別に控除しましょうというのがあったけど、それが10倍膨れ上がって帰ってきましたぁということでしょう。

 でも、土地って、何のために買うのでしょう? 個人だったら、住む家のためがメジャーで、あとは、事業のためでしょ。普通の会社も事業のためで、キャピタルゲインは、あればいいけどというくらいじゃないのかなあ。

 キャピタルゲインが本当に欲しい人だったら、土地を買わずに株を買いますよね。上場株だったら、売ろうと決めたらすぐ売れるけど、土地は売りたくても相手があらわれないとどうしようもない。

 それに、株だったら買っても、管理コストなんてそんなにかからないでしょ。借金して買う人は別だけど、普通の人は、株を借金してまで買おうなんてあんまり思ってない。でも、土地っていうのは、株よりは高額だから、借金せずに買える人なんてそんなにいない。

 借金したら利息もかかるし、固定資産税なんてものも払わないといけない。結構管理コストがかかるのです。5年後に土地は必ず値上がりするという確信はいまとなってはあんまりもてないですしね。第一、土地買うからお金貸して! 将来の値上がり益で返済しますからといっても金融機関が貸してくれるかどうかわかりません。

 こんなかんじで土地はコストがかかるから、通常、遊ばずに、稼がそう、事業に使わないから、誰かに貸そうと考えると思います。

 ところで、個人の所得に対する税金については、不動産を貸して生ずる所得が赤字のような場合、土地を貸したことにより生じた借入金の利息は、ほかの所得と通算できないようなルールがまだ生きているのですよね。そうすると、個人で土地を借金して買っても、税務上のメリットがあんまり生じない。

だから、土地の譲渡益を1,000万円まで非課税にしたからといって、そんなにお得感はない。あんまし、景気浮揚対策にはならないような気もするのだけどねえ♪

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コメント

土地を寝かせたら
寝かせたら・・利子は取得価格に算入されますよね
だから売ったら損はしないはずなのです・・・
 寝かせなければ・・経費になります。そして利子の損失は否認されてしまうのですが・・・事業税は別として

投稿: みうら | 2008年12月26日 (金) 20時35分

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