こんな時代は寄席がいいかも♪
あけましておめでとうございます。本年もがんばってブログを更新いたします♪
高尚なご挨拶文をよー書けない信託大好きおばちゃんの2009年最初の記事は、お正月に寄席にいったお話を。
いつも、正月は関西で過ごす信託大好きおばちゃんですが、今年は、気分を変えて東京でお正月を迎えました。
そして、3日なのですが、東京でないと見れないものはなんだ それは江戸方の落語だということで、鈴本演芸場に出かけました。
指定席がとれたのが3日の11時開演の部だったのですが、なんとNHKの生中継がされるようなので、演芸場にはテレビカメラが3台設置されていましたね。爆笑問題が総合司会をしていたNHKのお笑い番組を見られた方は、生の信託大好きおばちゃんの馬鹿面をご覧になられたかもしれません。
寄席を見に行くのは今回が初めてでした。信託大好きおばちゃんは、故桂枝雀師匠の大ファンで彼の独演会を何度か拝聴したのですが、いわゆる寄席の一般的な出し物を見に行ったことがなかったのです。
寄席とは Wikipediaによると 「都市において落語・浪曲・講談・漫才・手品などの技芸を観客に見せるため席亭(興行主)が経営する常設の興行小屋である。」 だそうです。
通常は 一日に2回か3回転するのですが、 一人が芸をし続けるのではなく、漫才があったり浪曲があったり、手品があったり、落語があったりで、一つ一つの芸は4,5分くらいですね。だから、ひとつひとつが、たとえ、しょーもなくても、飽きない。いろんな芸人さんのバリエーションのある芸をみせていただけるので。
今回は初春の顔見世興行+NHKの収録ということで、テレビで見たことのある落語家さんが、出演されました。特に、印象に残ったのが、桂小三治師匠!
週刊文春2009.1.1-8号で 堀井憲一郎さんが「2008年江戸方落語家ベスト150」を発表されていらっしゃるのですが、桂小三治師匠は、第一位に輝かれた噺家さんです。ちなみに0位というのがあってこれは、かの立川談志師匠!
小三治師匠の噺には、数人の登場人物がでてくるのですが、彼の口から登場人物たちのせりふがでてくると、あたかもほんとうにそこにいて、いきいきと動いているようにみえるのですね。楽しく笑えて、凄いなと感じます。ギャグを飛ばしているわけでもないのに、間合いがいいのでしょうか。
寄席の料金は、正月で3,500円 通常月は3,000円弱、独演会もべらぼーに高くはない。なにせ、大道具はいらないですからね。
ちなみに小三治師匠の独演会のチケットは、なかなか手に入らないそうです。
今年は、未曾有の不況が続くといわれていますが、暗いことばっかり考えても仕方ない。こんな年は、リーズナブルに楽しめる寄席ワールドをちょっと覗いてみるのもいいかな♪
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