おくりびとはなぜアカデミー賞をとったのか。
今朝の新聞は「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画賞をとった記事がいっぱい載ってますね。アカデミー賞の外国語映画賞の受賞は、今回が初めてだそうです。意外でした。日本映画は、ヨーロッパ系の映画賞(カンヌ、ヴェネチア、ベルリンなど)では強かったのですが、どうもアカデミー賞ではあんまり評価されていなかったようです。
この映画自体は、まだ見ていません。もっくん、ビッグになったなあ。シブがき隊(やっくん、ふっくん、もっくん)って、ジャーニーズ系のユニットの中では、ダントツの人気ではなかったような記憶があるのですが、解散して、バラになって、フェードアウトするどころか、当時よりもはるかに凛と輝いきましたね。もっくんは稀有の方です。きっと、人気に左右されないぴーんとはった筋のようなものがあるのでしょうね。
もっくん礼賛はこのくらいにして、でも、なぜおくりびとがアカデミー賞をとったのでしょう。日経の文化面で、渡辺祥子さんが「「おくりびと」にアカデミー外国顔映画賞 穏やかな「死」の表現に評価」という原稿をお書きになられています。
今年の外国映画賞は、カンヌ国際映画祭で最高賞をとった作品など、強豪がひしめいていました。なのに映画賞は地味なおくりびと。でも、渡辺さんは「やはり」と思われたそうです。
世の中,未曾有の金融危機が実態経済に影響を及ぼし暗いことばかり。なみいる強豪の作品がどれも、いまの社会情勢を描いた重いものが多かった。憂鬱な気分のときにヘビーな料理ばっかり食べていると、たとえ素晴らしいものでもうんざりしてしまいます。そんなときに、あっさりした和食がでてきたら、はっと感動して、いつも以上においしいと感じるのかもしれません。
渡辺さんは、タイミングが大きく味方したとお書きです。もちろんタイミングだけではないのですが。でも、芸術作品というに優劣をつけるのは非常に難しい。感性の問題ですから。一生懸命創らないと受賞の候補にはなれない。受賞するかどうかは、神様がそのときの状況をみて、ぱっとフィットしたものにウィンクするから、努力と関係ない。でも受賞するとしないとでは、その後の経済的効果が全然違いますからねえ。
ということで、今週は、これでおしまい。ちょっと、ネット界から消えま-す。


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