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2009年4月14日 (火)

みずほのセキュリティトラスト

久々の信託ねたです。 

 今朝の日経の経済1面に「みずほ信託とコーポ銀 動産担保融資で新手法」です。

 みずほ銀行が、古河電気工業に200億円のお金を貸すけど、セキュリティトラストという手法を使いますよというお話。

銀行さんは担保の管理業務を信託銀行に任せるので楽になり、古河さんは、無担保融資よりコストが安いというメリットがあるようです。一般的に動産担保融資というのは、信用リスクのある会社に貸すので利息が高いとお聞きしたことがありますが、上場会社の古河さんですからそんなことはないということでしょう。

信託報酬はどっちがとるのか? ここはわかりませんが。

セキュリティトラストという手法は、新信託法により一般的に可能になった担保権を信託しましょうというものです。普段は委託者が、担保の対象となった資産を利用できるけど、もし、万が一のことがあったら、信託銀行が担保を競売にかけて換金し、その代金を受益者である銀行さんなんかに払うというものです。

担保権者=債権者というお約束の例外

被担保債権が譲渡されても、担保権の設定しなおしをせず、受益者変更だけでよいということ等のメリットがあるといわれてます。

セキュリティトラストの設定の仕方としては、直接設定方式(債務者が債権者を受益者と設定し、受託者に担保権を設定するもの)二段階設定方式(いったん担保権を設定してから、その担保権自体を信託するもの)あるようです。

条文は、特定の者との間で、担保権の設定だから直接設定方式を規定しているけど、二段階設定方式も認められていると解されているようです。

記事によると「みずほ信託が担保権を設定。その上で、みずほ信託は担保の受益権をみずほ銀に受け渡すという仕組み。」なんとなく直接設定方式のような気がします。

法律が改正され、利便性のあるものといわれたセキュリティトラストがあんまりブレークしていないのですが、そろそろ浸透していくのでしょうかね♪

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