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2009年5月21日 (木)

日本の自動車産業が強いのは 経済教室

日差しが朝から夏してきましたねえ。

 今朝の日経の経済教室は小池和男法政大学名誉教授の「中堅層の活躍 日本と差」です。

これは、金融危機後の不況下で苦しんでいる日本企業への応援歌のようですね。

 日本の自動車産業がアメリカの自動車産業と比較して強いのは、現場のチカラ、特に中堅層であり、これは日本企業に勤める日本人従業員だけでなく、海外現地法人の現地従業員も持ってきている。

 中堅層のどのような人たちのチカラが強いかというと、2つあって、ひとつは、やや低いレベルの中堅層 この人たちが、現場で作業しながら、作業時点で不具合等を発見し、処理をすることにより、より効率的に製品ができるようになる。

 もうひとつは、レベルの高い中堅層で、技術者が新車を設計する場合、それでは作りにくい。こうすればいいと提案をすることができる。

 これらが競争力につながるということは、他の国の現場では、それがなされていないから効率が悪く、それが業績の低迷につながっているということか。

 なんでもアメリカでは工場の職長クラスに派遣社員を使うようです。無責任な仕事はしないでしょうけど、仕事と自分の間の距離間がちょっとある。この距離感が仕事の成果である製品にも伝わっていくのでしょう。

 だけど、日本のこのような競争力の源泉は欧米各国でも研究され続けているはずなのにうまく伝わっていないのはなぜだろう。制度上の問題だけなのでしょうか。そうじゃないようにも思えるのですが♪

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コメント

いつもひそかに読ませていただいています。

欧米、とくにアメリカでは、トップがアイデアを出すといいますか。別の言い方をすれば、アイデアは降って沸いてくる、という感覚が根強く残っている感じがします。

一方、日本では、みんながアイデアを持ち寄る、という習慣が残っているような気がします。とくに、「会社」が一つの「社会」ないしコミュニティを形成しているような企業では、それが上手くいっているのかもしれません。

ここには、宗教を含めた歴史的な背景が、深く関係しているように思います。

投稿: kimu | 2009年5月21日 (木) 15時49分

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