« 加山雄三さんの私の履歴書 | トップページ | カワイイ系ファッションをアジアに売り込め »

2009年8月 3日 (月)

国債は時価評価不要! 邦銀のちからだぁ

 最近、ブログを更新する時間が2時間ほど早くなっています。これは、最近、ブログ更新後、1時間15分ほどかけて散歩することをお約束としてるからです。そんなに暑くないし、ゆるやかな坂を上ったり下りたりしながら、微妙に色が違う木々の緑を眺めていると、さわやかな気分で一日過ごせますからね。

 さて、今朝の日経の経済面に「有価証券時価評価 国債は対象外に 国際会計審検討 邦銀などに配慮」があります。

 現在の有価証券の会計上の評価方法は、子会社株式とかはおいといて、他は3つにわけられます。ひとつは、売買目的で、毎期時価評価、評価損益は損益計算書で、次が満期まで持ち続ける債券みたいなもので、投資したお金と満期に戻ってくるお金の差額を毎期、簿価をいじって調整しましょうというやつ。それから、その他といわれるもので、毎期時価で評価するけど、評価損益は損益計算書を通さないぞというやつ。

 これが、国際財務報告基準によると、時価評価するやつとそうでないやつの2区分となるらしい。

 そうなると、時価評価しなくて良かった債券も時価評価が義務付けられるかもしれない。国債をしこたまもっている金融機関は、お国の調子が悪くなると、自分たちの財務諸表までおかしくなり、その財務諸表をみた投資家たちが株を叩き売ると株価が暴落し、、となることが予想される。これはまずい まずい

 ということで、おそらく邦銀さんたちのロビーストががんばったのでしょうね。記事の表題のようになるようです。

 この国債の評価をみて思わず信託大好きおばちゃんは思い出しました。

数年前 ASBJが「その他の複合金融商品に関する会計処理」を出しました。これは、仕組債みたいなものを買った場合、どう評価するかということを決めたものです。

この会計処理で、格付けが高い場合は時価評価しなくていいとしたばっかりに、仕組債を使って、デッドアサンプションをしたソフトバンクさんや武富士さんが、何百億もの損失を計上することになったいわくつきのものなのです。

この会計処理のなかに、なぜか、物価連動国債(消費者物価指数に応じて元本が増減するやつ)が含まれ、時価評価しなくていいよとなっていました。おかしいなあ。なんでこんなものがあるのかなあと思ったのですが、これもいっぱい物価連動国債をもっていて、時価評価して評価損が計上されたら困る人たち(たぶん、邦銀さんたち)がいたからではないのか、

今回もそれっぽいですしね。邦銀さんたちは、会計処理の変更により困ったことにならないように、日本だけでなくグローバルでもがんばっていらっしゃるのですね。

そのチカラを本来のビジネスにも生かして、どうか欧米の金融機関を蹴散らかしてください♪



|

« 加山雄三さんの私の履歴書 | トップページ | カワイイ系ファッションをアジアに売り込め »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 加山雄三さんの私の履歴書 | トップページ | カワイイ系ファッションをアジアに売り込め »