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2009年9月30日 (水)

グローバルベースで住みやすい町 東京

リクルートが「都心に住む」という月刊誌を発行しています。大手のマンション分譲会社の都心の(おっそろしく高~い)マンションを買ってねという気持ちがよくでている雑誌です。

 おっそろしく高~いマンションを買う人の中には、将来、キャピタルゲインで将来一儲けをしてやろうと思っている人も多くいるはず。キャピタルゲイン狙いの人が都心の不動産を買うためには、買った土地の価値がこれからも上昇するという確信というか思い込みを刷り込ませる必要がある。不動産の価値の上昇のためには、今後も継続的に外国人に買ってもらわないといけない。

 おそらく、そんな意図があるのでしょう、200911月号に「住みやすさから考えるトーキョーの世界価値とは?」という特集があります。

 住んでいるとよくわからないのですが、東京って 世界のほかの都会と比較すると、案外、居心地のいい町らしいということが、いろんな比較でわかります。

 たとえば、インターネットの月額料金 東京は2,938円だけど ニューヨークなんて5,209円もするらしい 孫さんのおかげか。

地下鉄の初乗り料金(Metroだけど)16円 ロンドンは約600円、 

マクドナルドのビッグマックの値段もアメリカやオーストラリア、EUより若干安い 

外国の方がよく指摘するのが食べ物のおいしさ ミシュラン店は 東京が173店、パリが65店、ロンドン48店、ニューヨーク42店

それに東京は、安全で、医療設備は最新で保険がきちっと適用されるけど、これって世界的にみても素晴らしいことらしい。 

住居面積では、他の国の都会に負けるけど、設備は最新。

 この情報だけ読むと、東京って魅力的だから、外国の人が将来的にも投資してくれる可能性が高いようにも思える。でも、投資するのは、住み心地がいいだけではなく、そこを基盤とするビジネスで利益を得られるかどうかにプライオリティがあるはず。そう考えると、「東京はいい街なんだけど、日本はねえ」となりかねない。やっぱり、東京だけでなく、オールジャパンで魅力のある国づくりをする必要があるのでしょうね♪

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2009年9月29日 (火)

白洲次郎のかっこよさの本質

 NHKで、白洲次郎のドラマを3回にわけて放映されたので、ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、日本の戦後の成長に大きな役割を果たされた方が白洲次郎さんです。奥様はエッセイストの白洲正子さん。ドラマで、二人が、なぜか、英語で会話する場面が多かったのですが、あんまり違和感がなかったです。一般的な日本人とは、生き方も考え方も違っていたからなのかなあ。

 非常にハンサムな方でして、 日本のケーリー・グランド(シャレードでオードリーヘップバーンの相手をしていた ロマンスグレーの品のいいおじちゃん)ですね。

 彼に関する著書 「白洲次郎 占領を背負った男」というものがあります。この著者は北康利さんといわれる方でして、プロフィールを拝見すると、現在、銀行系証券会社勤務 資産証券化などのファイナンス理論を専門とする一方で、兵庫県三田市の郷土史家としての一面をもっている。ただ、WIKIPETIAを拝見すると、現在は、金融機関を退職され文筆業に専念だそうです。

 次郎さんも凄いが、北さんも凄い人系なのでしょう。

 白洲次郎さんの生き方は、とってもかっこいいのですが、その本質を北さんは次のようにかかれていらっしゃいます。

 「次郎の場合、通常の人事を握るというのとは事情が違う。ふつう、人事を握ろうとする人間の目的は、それをてこに自らの勢力を伸張させようというものだが、彼の場合、仕事を成功させるためには誰が適任かが唯一の基準だった。

 人事権を握って君臨しようなどとは毛ほども思っていない。その祥子に、次郎は仕事が成就すると、いつもその職をさっさと後進に譲っている。その潔さは誰も真似できないものであった。彼の生き方が実に格好いいのはここに理由がある。」

 まねできそうでまねできない。人間の根源的なエゴから解き放されたような方なんですね。

 こんな方に巡り会ってみたいものです♪

 

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2009年9月28日 (月)

リバースモーゲージに政府保証

 今朝の日経の経済面に「住宅担保貸付 政府保証付を導入 中央三井信託 個人、使いやすく」という記事があります。

 リバースモーゲージというと、高齢者の方が居住用不動産なんかを担保にしてお金を借りて、ご相続が発生したときに不動産を売却して返済をするようなものです。

 日本では、だいぶ前から知られていましたが、普及はあんまり。借りたいニーズはあるけど、貸して確実に儲けられるという可能性に問題がありますからね。貸付期間は残存生存期間?ですので、元本をいつ回収できるかがあまりにも不透明。今日の日経新聞によるとがん幹細胞を撃退する方法が開発されたようです。そうなると、がんが不治の病でなくなる可能性が高くなるから、益々、平均寿命が伸びる可能性がある。

 記事によると、貸し手の不安を解消するために、政府が元本を実質的に保証する制度を利用するようです。ただ、なんでもかんでもOKというわけではなく

 対象は60歳以上(中央三井の商品は60歳以上83歳以下)

 貸付限度 1,500万円

 貸付対象 自宅リフォーム限定

 また、中央三井さんの商品は、利息は毎月返済だそうです。これにより、長生きリスクをちょっとでも避けることができるのでしょうね。

 ところで、老夫婦のケースで、夫がリバースモーゲージしてお金を借りて、奥さんを残してなくなった場合、その時点で借入返済のために家を売却するなんてことはいわないんでしょうね。

 自宅のリフォームのために1,500万円に限定というのは、リフォームの相場を考えると、決して無茶な金額ではないような気もします。

 でも、リフォームに限定すると、その家に死ぬまで住んでいないといけない。

 将来的に介護施設等に入るための入居一時金を調達するためにリバースモゲージを利用するようなしくみを作っていくのがいいような気もするけどどうなんだろう。一人住まいなら、居住用不動産を売却して介護施設の資金に充てればいいのですが、夫婦の一方が介護施設に入るような場合は、リバースモーゲージで居住用不動産を残す方がいいような気もするのですけどね。

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2009年9月25日 (金)

意外に凄い 原監督

巨人がセ・リーグ3連覇を達成しました。監督は原さん。今年のWBCの日本代表の監督も原さん

 原監督って 名監督の一人なんでしょうね。でも、野村監督や星野監督などから発散するオーラのようなものが原監督からは発散されてないと感じるは私だけでしょうか。

 原さんが東海大の選手の一人として甲子園に出場していたときから、信託大好きおばちゃんはその存在を知っていました。巨人に入団してからの活躍も知っています。

 でもね。いつも、白い歯を見せて笑ってるな、ハンサムなんだけどという印象しかないんですよ。

 野球の成績も決して悪くないのですが、王・長嶋のような抜きん出た記録も残していないし、記憶にも残っていない。イチローとも違う。

 でも、監督として、もしかしたら過去の名監督を越えてしまうような実績を残していくのではないかとも思えるのです。

 名監督のタイプもいろいろあるのですが、原さんはカリスマ系ではない。彼のえらいところは、自分はカリスマ系では決してないということをきちんと認識していることじゃないのかなあ。物凄く謙虚で、人の意見に耳を傾け、自分自身をかえていく食パン男なのでしょうね。

 もっと、原監督の研究みたいな雑誌や単行本がでてくればいいのに。彼の生き方、仕事の仕方というのは、おそらく、多くの人に参考になるのではないかと思うのですが♪

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2009年9月24日 (木)

JALとANAの年金債務の状況

 5連休が終わりました。まだまだ、連休ボケモードですが、日本航空の再建の問題がいろいろ取りざたされています。この中で年金問題がクローズアップされています。債権者と当事者と第三者ではまったく考えが違って当然なのですが、JALの年金債務の状況がどうなのか ANAと比較してみますと

 平成213月期有価証券報告書連結ベース

         JAL        ANA (M円)

退職給付債務    △800,971      269,719

年金資産       408,398        82,956

実質退職給付債務  392,573    △186,763

BS計上債務(NET)△ 61,097     △116,714

簿外債務      △331,476    △ 70,049

簿外債務内訳

会計基準変更差異  △75,600       △39,187

数理計算差異     △256,111        △52,258

過去勤務差異     235              21,396

合計        △331,476       △70,049

従業員数        47,526          33,045

JALのひとりあたりの退職金ってANAよりもはるかに大きいのでしょうね。それでも財源でカバーできたらよかったのですが、それができていない。なぜかとみると数理計算差異が2,561億円もある。これって、年金資産の実際の利回りが予想よりもはるかに下回ってしまったからだと思うのです。この数理計算差異は、最近膨れ上がっているのかなと思って、ちょっと古い有価証券報告書をのぞいてみたらH16.3月期でも△216,246M円ありますね。ずっとひきずっていたみたい。

この債務をどうするのかが、今回のJAL再建問題の大きなポイントの一つであり、客観的に考えると、年金カットはやむをえないのかな。全額だめというのは、また問題なのですけどね。

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2009年9月18日 (金)

土地再開発で民事信託を利用する場合の課税上の問題点

昨日のノリピーの涙の記者会見♪ はかなげな美女は強いなあ。罪までもパワーに転換させてしまうから

 

土地の再開発で民事信託を利用することは昔からよくあります。多くの地権者がいる土地を再開発してマンションを建てる。そして、地権者ができあがったマンションの一室に住むというようなものです。

信託をすると土地の所有者が受託者オンリーになるので開発がしやすいというメリットがあります。また、過去の事例で、このような民事信託を設定した場合、設定した時点で土地の譲渡益課税なんかなされていなかったのではないかと思われます。

この土地の再開発の民事信託がどのような契約で設計されているのかよくわかりませんが、複数の土地の所有者が共同して信託をした場合というのは、基本的には、組合に複数の出資者が出資した場合と同様の課税関係になるのではと思うのです。原則としては、相互譲渡といって、信託した土地のうち、他人の持分になる部分に関しては譲渡があったものとみなすというようなものです。

もし、そうなると信託設定時に課税関係が生じてまずい。

組合設定時に課税関係が生ずると含み益のある資産拠出して組合を使う人がいなくなる。だから、質疑応答事例集においては、組合を組成して土地を提供しても、組合終了時に元の所有者に土地が戻るのであれば、組合の組成時、解散時に土地の譲渡益課税をしなくてもいいよというものがあったと思います。

この事例を信託にあてはめると、共同で土地を信託し、信託終了時に信託した土地が委託者に戻るのだったら、課税関係は生じないということになります。

でも、再開発のための土地の信託というのは、信託した土地が委託者に戻ってくるということはまずありません。信託終了時に受け取るのは、たとえば、マンションの1室と、その1室に対応する敷地権だと思うのです。

そうなると、質疑応答集の事例というのはあてはまらない。だったら、信託設定時に課税関係を生じさせるのか、そして、信託した土地がマンションの一室と敷地権に化けたときにまた課税関係を生じたりさせるのか。そんなことをすると誰も土地の再開発で信託を利用しません。

信託設定時に課税させない。土地がマンションに化けた時点で、所有していた土地を譲渡してマンションと敷地権を取得したものとして課税関係を整理させることが合理的。

でも、今の税法ではそうだとは読めないですよね。

土地の再開発で信託を使うことはこれからもあると思うので、なんとかして欲しいです♪

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2009年9月17日 (木)

同和と銀行

 昨日、鳩山政権が誕生しました。新しい時代の幕開けなのかもしれませんが、あんまり、そういう気分にもまれませんね。

 政治家がなぜ権力を得るかというと、国を動かす基本ラインを決めることができるからです。政治家のさじ加減で、どのような政策をチョイスするかが決まります。政策が決まると、その政策にかかわるところで新たな需要が生まれ、そこにお金がいっぱい落ちる。一ミリ、政策が右にいくか、左にいくかでは、日本全体でみると、そんなに大きな影響はないですけど、かかわる人や業界には大きな影響がでる。だから、みんな必死で自分に利益が落ちるようにがんばります。政治家だけでなく、官庁も業界も。がんばったりするためにはお金がいっぱいいるし、がんばりが効をなすと、莫大なお金が入ってきます。

 超過収益には、いろんな人が群がります。みんな、1円でも多く欲しいと思うと収拾がつきません。エライ人たちの鶴の一声で必ず交通整理ができるとは限らない。物事には表と裏があるように、お金の絡むどろどろの解決のためには、裏社会の人たちの力を借りることが合理的な場合もある。だから、裏社会はいつまでたってもなくなりません。

 さて、表題の同和と銀行。 これは、バブル時代を含めたここ2030年の日本で起こった有名な事件等の裏側で、同和のドンの栄光と挫折 そして、彼に食い込み利益を得ようとしたたかにまとわりつき汚れ役を演じきった銀行の担当者、彼らをとりまく人たちの人間模様を鮮やかに描いている秀作です。

 なぜ、同和のドンは、莫大な権力を得たのでしょうか。本を読む限りにおいて、彼は、物凄く優秀な実力者であったとは思えないのです。彼は暴力団出身だったのですが、おそらく暴力団の世界では、トップになれるような器ではなかった。彼の凄いところは、暴力団というキャリアを背景に、暴力団とは少し違った世界、日本人にとって負い目である世界(同和)に転職したことです。弱いものの代表であるというポジションと、暴力団出身という凄みのあるキャリアと、それをベースにした人間関係ゆえに、表の世界の人たちは、彼の実態以上に彼をおそれ、それがカリスマ性を高めた。その結果、彼に莫大なお金と権力が入ってきたのです。

 この作品のもう一人の主役であるのが、銀行側で彼の担当者として張り付き、汚れ役を演じることにより銀行にお金をもたらしただけではなく、銀行を災難から守った人です。彼は、ある意味、同和のドンよりも凄かったのかもしれません。ドンは最後には逮捕され失意のうちに人生を終えた。

その後の担当者の中には、逮捕されたり、自殺したりする人もいらっしゃったのですが、彼は難を逃れた。この違いは何だろう。

私には、ドンと担当者の次のせりふが印象的でした。

ドン 「ワシはそんなに悪やろうか。警察の調書を見ると、銀行の連中はみなワシに脅かされて、仕方のう取引をした、言うとるんや」

担当者 「銀行が私を利用した---.. それは私にとって最大の賛辞です。そのために身体を張ってきたのですから。」

 

 自分の役目を理解し、良くも悪くも徹底的に演じ、その結果の報酬は受け取るけど、それ以上のものを相手に求めず、クールに割り切って生きていくことがしぶとく生き残るために必要なのでしょうか。

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2009年9月16日 (水)

またまた、山梨県民信用組合の資本増強は信託方式 バージョンアップ

 JDC信託が免許取り消しになっちゃいましたね。まあ、受託者としては、絶対にやってはならない、信託財産のねこばばをしちゃいましたからねえ。

 で、金融庁のお仕置きはどんなのかなあと思って金融庁のHPに飛んでみたら、全国信用協同組合連合会に対する信託受益権等の買取りの決定について

 なーんていうものがありました。

以前、弊ブログで、山梨県信用組合に対する全国信用協同組合の資本増強は、いったん全信連が優先出資証券を引き受けて、自己信託をして、優先受益権を国に買ってもらうのではないかと、日経の記事だけを頼りに想像して考えて書いてみたのですが、実際は違うようです。ごめんなさい。

実際は、全国信用協同組合連合会が山梨県民信用組合から 優先出資証券578億円(既存分128億円、新規分450億円)を引き受ける。

これらの優先出資証券を、 あおぞら信託銀行(受託者)が引き受ける。

受益権を優先受益権(450億円)と劣後受益権(128億円)にワケワケする。

優先受益権の受益者は、整理回収機構、劣後受益権の受益者は、全国信用協同組合連合会。

優先受益権の配当は確定配当で 配当率はTIBOR+1.73%(上限8%)劣後受益権の配当は実績配当

信託期間はいずれも25年(延長可能)エライ長いな 永久債に限りなく近いかもしれない。

信託報酬は、いずれも委託者である全国信用協同組合連合会が負担

だそうです。

信託大好きおばちゃん的には、かっこよく自己信託でやって欲しかったなあ。受益者2人ということですから、これだけみたら、別に信託の免許だ登録だってことにはならないはずですしね。

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2009年9月15日 (火)

イチローの評価

イチローが、9年連続200本安打を達成しました。日本中が大騒ぎ、日経の朝刊にもでかいイチローの広告が掲載されていますし、記念切手も発売されるようです。

 

 日本人にとって、彼は、英雄であり、ヒーローですね。こつこつと努力をして、野球の本場のアメリカで偉業をなしたのですから。日本人は、いろんなものを外国から輸入してきて、それを咀嚼し、よりよいものを創り出すことが得意な人たちですが、本場というか、本家である外国に、より憧れを感じるところもあるのだと思います。イチローが日本で同じ記録を達成しても、ここまで大騒ぎにはならない。

 200本安打を9年連続達成するというのは、アメリカでも稀なことであり、イチローは、ほんとうに実力があったからだと思います。

 でも、日経のスポーツ面を読むと、アメリカではあまり評価されていないようです。

なぜか。記事によると「記録に対する価値観の違いや、外国人の記録達成という側面もあるようです。」

 イチローがアメリカで記録を達成するということは、外国人力士が日本人力士の記録を破るようなものですからね。相撲界は、外国人の横綱が何人も登場し、事実上、グローバル化しちゃいましたが、これって、国民感情としては、それほど、喜ばしいことではない。

 イチローも、いつかは、プロ野球を引退する時が来るのですけど、彼はその後、どうするのでしょうか。 これほどの実績をあげたのですが、その評価が最大のところ、つまり日本に帰国して、プロ野球周りの仕事をすることが、彼の地位と名誉と金を最大化させることは明白です。

 日本人が、異国でほんとうに認められて、その地で成功するというか、世界的に成功するということは、実力では超えられない壁があり、今後も難しいことなのでしょうか。

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2009年9月11日 (金)

吉本のTOB 

 今朝の日経の企業総合に「吉本興業 TOBで非上場化、 今日にも発表 投資会社最大540億円」という記事があります。

 記事を読み、ぱっと中田カウス&前田五郎のトラブルと関係あるのか!!!と閃いた信託大好きおばちゃんは、やはり、単なるアホなのでしょうか。

 吉本興業というと、誰でもお笑いの会社と思われるのですが、有価証券報告書の事業の内容を読むと、吉本興業というのは、持株会社であり、その下に、制作(お笑いの)、不動産(賃貸)、事業(たぶんキャラクターグッズの販売)があります。

平成21年3月期 連結の売上をセグメント別に見ると

      制作  不動産  物販  内部消去   計 (千円)

外部売上 43,869,271  2,336,428  3,902,601       50,108,301

営業利益  6,212,490   1,088,226   271,556 (1,652,375)   5,919,898

制作の営業利益率が14.2% よく、吉本のお笑いタレントが、ギャラのピンはねがきついとギャグで言っているのですが、ホリプロのセグメントで、たとえば、出演事業(テレビ番組・演劇等へのタレントの出演)を読むと、外部売上 7,155M円に対し 営業利益が2,383M円) 営業利益率 33%!(平成21年3月期)となっています。

つまり、お笑いタレントの主張は、グロスでは正しくない。タレントの世界は、ギャラと実力が連動するので、個別的には正しいのかもしれませんが

吉本興業と、ホリプロの財務諸表を今回初めて見たのですが、ぱっとみて自己資本比率が高いのですね。

吉本で 72.7% ホリプロで75% (いずれも平成21年3月期)

芸能界というのは、浮き沈みが激しいので、自己資本比率を高める経営をしないと、もたないのかもしれません。

でも、なぜ TOBをするのでしょう?

                          

大株主をみると

大成土地                    9.43 (%)

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社    5.69

株式会社三井住友銀行              4.17

吉本興業株式会社                3.90

株式会社三菱東京UFJ銀行           3.33

トップの大成土地というのは、大成建設と関係ありそうですが、そうでもないようです。

吉本の持分法適用会社であり、もしかしたら創業家一族の資産管理会社なのかもしれません。

TOBをかけるのはソニーの社長だった出井さんの投資ファンドで、お金を出すのは、メディア関連と大成建設と創業家らしいです。

記事によると敵対的買収に備えるためということですが、誰か吉本を乗っ取ろうという陰謀でも企てているからなのでしょうか。じゃ、それは誰か? カウスか 前田五郎か 黒幕は?

どうせ、いろんなメディアで、あることないこと書かれるのでしょうけど。

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2009年9月10日 (木)

広告モデルか 課金モデルか

 今朝の日経の投資・財務面に「逆風に負けない好調企業の実力 グリー携帯サイト会員急拡大」という記事があります。

 グリー というインターネット上の交流サイト運営会社の業績がいいようです。交流サイト運営会社としては、たとえば、ミクシイが有名なのですが、こちらの方は元気がない。

同じ様なビジネスをしているのに、どうして?

 企業というのは、お金を使って事業をして、儲けて、それをまた投資して事業を拡大して という利益の拡大再生産を使命とするものです。儲けるということは、どこかからかお金をもらわないといけない。このお金をもらえる先が、グリーとミクシイでは異なるようです。

 グリーは、課金モデル つまり、ユーザーからお金をもらう。一人一人のユーザーからは、少額のお金しかもらえないけど、少額のお金くらいなら払ってもいいやと思うコンテンツを提供することにより、多数のユーザーを集め、結果的に大きなお金をもらえる。

 ミクシイは、広告モデル 魅力的なコンテンツを提供するけど、ユーザーからはお金をもらわない。そのかわり、たくさんのユーザーがやってくるので、その人たちに自分たちの商品を売りたいと思っている企業に広告スペースを貸すことによりたくさんのお金をもらう。この広告モデルは、グーグルが有名ですが、グーグルの場合は、大口のスポンサーを集めるのではなく、広告の課金制度を取り入れ、広く浅く広告主を集めたところが凄かった。

 広告モデルの問題点は、好不況の波により売上が変動すること。いまのようないまいち景気が回復していない状況では収入も減る。それから、記事でわかったのですが、広告代理店への手数料もバカにならないらしい。人のふんどしで相撲をとっているようなところもあるからね。

 他方、課金モデルの場合は、不況だろうと、魅力的と感じたユーザーがいる限り、お金を払ってくれるので、好不況の影響はそれほどない。でも、ユーザーが飽きたらお金はもらえない。だから、たえず、流行を追いかけ、魅力的なコンテンツを生み出し続けないといけない。

 いま、グリーは調子がいいけど、ユーザーのニーズにあったコンテンツを作り続けるというのは、非常に難しい。才能が枯渇し、判断が狂ったらおしまいですから。

両者のモデルをバランスよく使っていくといいのでしょうけど、それも難しいところもあるのでしょう。

これら以外になんか面白いビジネスモデルがあるかな。それを見つけて実践すれば、あなたも大金持ちになれるかもしれない♪

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2009年9月 9日 (水)

立川志の輔師匠

昨晩、立川志の輔師匠の独演会を拝聴してきましたぁ。と、書いても、現況の落語ブームを知らない多くのブロガーの方は、暇なやっちゃなの一言で片付けられそうですが。いま、日本、というか、特に東京地方では落語が非常なブームです。

 大きなコンサートホールで独演会をされることも多い。しかも、大きなホールの独演会ほど、チケットが取りにくい。特に、昨晩拝聴した立川志の輔の独演会は、プレミアムチケットではないのかな。私は発売日当日の発売時間と同時にインターネットで予約したからとれたようなものの、15分で完売しちゃいましたから。

 コンサート会場というと、若いにいちゃん、ねえちゃんで埋まるようなものと想像されますが、さすがに落語となると、ファン層が幅広いですね。噺家が面白いことをいうと、ぶわーっと会場いっぱい笑いでうまり、しっとりと人情話をすると、しーんと静まりかえる。まるで、妖術使いのようですね。

 なぜ、こんなに落語がブームなんだろう。 一番大きいのは、プロフェッショナルな噺家が、なぜか、今、たくさん輩出されたんですね。

 大御所クラスだと 立川談志師匠や柳家小三治師匠ですね。その次で、一番油が乗っている世代というのが、志の輔師匠や春風亭小朝師匠、赤めだかという著書がベストセラーとなった立川談春師匠もチケットが全然とれない。個人的には、春風亭昇太さんのファンなんですけどね。とにかく、笑える。創作落語の展開が面白い。先日、舞台でざぶとんを船のようにして遊んでいた。

 この落語ブームと、1980年代からのお笑いブームとどう関係するのでしょうかね。

今も、ある意味、お笑いブームで、テレビにはお笑い芸人がでてくるのですが、彼らって、打ち上げ花火というか、コンビニ芸人というか、ぱっとうけて、あっというまに消えていく。やっぱり、芸がないし、芸を凌駕する華もない。

他方、いまをときめスター噺家の方々は、たしかに芸があるのですね。口ひとつで、何の小道具もなく、聴いている多くの人を、独自の世界に引き込んでしまう。お客さんは、噺家の声や手振りだけで、自分の頭の中にイマジネーションの世界を作り出し、笑ったり、しんみりしたりする。このようなチカラを持っている噺家は、凄く優秀なのでしょうね。アホではできない。しかし、利口や人は、間違っても噺家の世界には入らない。

 これだけお客さんが集まるから、スター噺家の収入は、いまはすごいかもしれませんが、彼らが入門したころは、これほどのブームでもなく、将来、多額の収入が稼げると思っていなかったのではないか。しかし、優秀な人材がたくさん入ってきたからこそ、今がある。優秀な若い人材が、なぜ、リスク覚悟で落語の世界に入ったのでしょうか。

おそらく、落語界は、普通の社会以上に徒弟社会で上下関係が厳しいような気もするのですが、それと同じくらいに実力主義的なところもあり、優れた人材は、兄弟子を何人もぬいて一気に師匠になれる。投下資本もそんなにいらず、自分自身の体と頭脳だけで勝負して、トップまで上り詰めることができ、かつ、腕があり、人気があれば、定年なんてなく、いつまでも仕事ができる。80くらいの現役の噺家さんもいらっしゃいます。

腕一本で、太く長く活躍できる世界だからなのかもしれません♪

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2009年9月 8日 (火)

税理士のための相続をめぐる民法と税法の理解

 町の税理士になれば、頻繁にはないのですが、相続のご相談というのは、必ず、あります。人は必ず死ぬ。相続税を払わなければならない人というのは、そんなに多くないかもしれませんが、複数の相続人がいるという被相続人は、山のようにいらっしゃいます。

 誰だって、1円でも多くの財産を欲しいでしょ。もらう権利のある人たちがみんな1円でも多く欲しいと思うと、遺産の分割でもめますよね。普段は穏やかないい人達なんだけど、ということもよくあります。

相続となると、相続税だけでなく、民法の知識も必要。それも、条文の知識だけでなく、実務でどう取り扱われているのか。また、税金も法人税や所得税だったら毎年仕事があるから、つぼを押さえて的確な処理がスムーズにできるのですが、相続というのは、たまーにあるくらいだから、知識が定着していないところもある。

「税理士のための相続をめぐる民法と税法の理解」は、税理士の世界では非常に有名な関根稔(弁護士・公認会計士・税理士)さんと 間瀬まゆ子さん(美人の弁護士)が編者となり、多くの実務家(税理士、公認会計士)が執筆を担当した書籍です。民法だけでなく税法にも言及されています。

基本は民法の相続編の条文、一条、一条ごとに解説が行われていますが、いわゆる、コンメンタールとは、まったく違います。実務ではどのように取り扱われているのか、実務で注意すべきポイントは何かというポイントを押さえて書かれています。。

たとえば、民法1012条(遺言執行者の権利義務)というのがあり、遺言執行者と預金の解約について引用させていただくと

 相続財産に含まれる預金の解約については、銀行の所定の書類への相続人全員の押印と印鑑証明書の提出を求めるのが銀行実務です。しかし、遺言執行者の指定がある場合は銀行は、遺言執行者の押印のみで預金の解約を認めるのが通例です。

 銀行預金についての手続きが簡単になることが、遺言執行者を選任することの最大の奥的だと指摘する人もいます。

 ただし、相続人、あるいは、受遺者が遺言執行者の地位を兼ねる場合は、銀行によっては、遺言執行者の押印のみでは預金の払い戻しに応じない場合があります。

 特に、遺言執行者ではない相続人が取得することになっている預金について、その払い戻しには慎重なところがあります。したがって、預金の払戻しについて、相続人の全員の同意が得られない可能性のある遺言の場合は、弁護士を遺言執行者に選任しておくほうが無難です。

 というわけで、久々にお薦めの一冊です♪

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2009年9月 5日 (土)

アメリカ信託税制の諸問題 没になった2つの課税方式

今日はお天気な土曜日♪ ちょっと落ち着いて文章を書いてみました。

 信託239号(信託協会)で渕准教授が「アメリカ信託税制の諸問題」を寄稿されていらっしゃいます。

 アメリカは信託のメッカであり、課税方式も定着していると思うのですが、現行の課税方式を決める際にいくつか検討されていたようです。検討され、没になったものの中で、信託大好きおばちゃんがピッときたものを2つ紹介します。

 日本の信託の課税方式の基本は、信託財産そのものを受益者もっているものとし(実際は受託者)、発生した収益費用も、そのまま、受益者に帰属すると考えます。つまり、信託財産が土地で、賃料収入が発生したら、発生した時点(受益者に分配がされる時点ではない)で、受益者に賃料収入が発生したものとして、受益者に課税されます。こういう風な課税方法は、パススルー課税とかいわれます。

 私が注目した課税方式は、信託段階での所得計算は、原則的には(収益をすぐ受益者に分配するような場合)行わないが、パススルーじゃない。受益者が信託財産をもっているととらえるのではなく、信託に対する投資持分を有していると考え、信託した土地から賃料が生じてもそれは受益者に賃料が発生したものと考えず、投資利益が生じたものとして考えます。組合課税の純額法に近いかもしれませんが、でも違う。

この2つの方法ですが、事例を作って考えてみます。

(前提)

Aが土地を信託期間20年でXに信託します。収益受益者はBで、信託終了後に土地はC(元本受益者)が受取ります。B,Cは信託受益権の対価を支払っていません。ただでもらったんだったら贈与税払え(アメリカでは贈与した側が払うはずですが)となるのですが、その場合の各受益権の税務上の取得価額を計算したらBが200円 Cが150円となりました。論文から推察すると、この算定は保険数理とかも使うらしい。よーわからん。

(取得時)

取得時の仕訳は、2法とも同じです。つまり、

B  収益受益権 200 受贈益 200

C  元本受益権 150 受贈益 150

1法 これは、受託者段階では、原則的には、課税せず、ダイレクトに受益者に課税し、受益権の価額を増減させます。

1年後に 収益15円が発生した。

B  受益権 15   信託利益  1

ただし、当初の収益受益権(本件では200)は信託期間を通じて償却していきます。収益受益権の価額というのは、収益受益権者が収益の納税義務者となる場合には、営業権のようなものだから償却しないとね。仕訳は次のとおり。

B  償却費 10  受益権 10

もし、信託利益15が分配されたら、その時点のBの仕訳は次のとおり

B  現金 15   受益権 15

信託期間が終了し、Cが土地を受取った。この時点での土地の評価額は250だった。

この場合、Cの元本受益権の価額が150だから差額100の利益が生じているのですが、この100について課税するのか否か。論文では、信託段階での所得の元本への組み入れは元本からの分配については適当な調整がなされるとあるのですがよーわからん。

受益権が土地に転換しても実質的にかわらないし、担税力ないから課税しないとなるのかな。そうなると仕訳は次のとおり。

C  土地  150   受益権 150

論文では、信託段階での分配可能額の増加については、信託段階で課税されるとなっています。これは、たとえば、上記事例で、信託期間中に土地を売却するけど、売却代金のCへの分配は信託終了時で、売却時点から分配時点まで時間がかかるような場合は、Cに課税せずにX(受託者)に課税しましょうということと理解しています。

2法は、おそらく、賃料収入が発生し、お金が入ってきて、期間をおかずに収益受益者Bに分配した場合は、信託段階で課税せず、ダイレクトにBに課税するけど、利益を留保した場合は、信託段階でいったん課税して、分配した時点で還付しましょうというやつと思います。

信託して1年後に収益15が生じたが、この収益は10年くらい留保する。

X(受託者)  現金 15   賃料収入 15

この利益に対して税金を6支払った。

X       税金 6     現金   6

10年後 この収益をBに分配することになり、税金6を還付してもらった。

X       現金 6    還付税金  

        分配金15   現金    15

B       現金 15   信託利益   15

受益者はあくまでも現実に分配された時点で課税されるべきであるという思想がまず根っこにあって、だけども、そうすると信託に留保された利益に対する課税逃れがあるから、それについては、信託段階で課税するしくみにしましょうと整理しています。

合理的といえば合理的。もし、この手法を採用するならば、従来の信託税制をいったん壊して再構築するようなところもあります。誰でも理解できて、使えて、税金を払うことに納得できる形になればいいのですが、すでにジャングルのように存在している既存の税法や国際課税の諸問題、それに組合(任意組合やら匿名組合やら)の課税の整合性なんて考えると、どうなりますことやら♪

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2009年9月 4日 (金)

9月6日は目黒のさんままつり(品川区バージョンだよ)

 今朝の日経のトップ記事は、「三井住友と大和 合弁解消へ 法人証券の大和SMBC 大和の100%子会社に」

  んーーーん やっぱり。 協議離婚やね。 

今後、大和證券さんは、どういう戦略をとられるのだろう? ある程度の規模があるから、独自の商品を開発して高収益オンリーワンを目指すというのも難しいし、 各地にある支店や営業所を基盤に、どこの証券会社でも買える商品をわーっと販売すると、他の証券会社とバッティングするので、最後は価格競争で、売上はとれるが収益はあんまり望めないと思うし、海外展開といっても、ゴールドマンサックスやモルスタになれるかどうかは未知数だし、

でも、こういう状況って決して悪くないですね。危機感から社員の方が結束して行動されると、外野の予想をはるかに超える結果を出す場合が多いですから。ということで、外野の信託大好きおばちゃんは 何か吸収できることはないかとときどきウォッチしようと思っております。

さて、昨年も弊ブログで紹介しましたが、96日(日曜日)に目黒のさんままつり(品川区バージョン)があります。

http://www.owarai.to/meguro/

昨年は、たかだか、さんま一匹を食らうために、炎天下、2時間以上待ちました。人間の食い意地のすさまじさというか、なんというか。もう、しんどいから来年は並ばないと昨年思ったのですが、ポスターをみるとむずむずしてきました。

ということで、今年も、行列に並んでさんまをゲットしようっと♪

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2009年9月 3日 (木)

なぜ「アメリカ信託税制の諸問題」という論文が書かれたのか?

今日はニッチな信託ネタ 信託239 という雑誌に淵圭吾学習院大学法科大学院准教授が「アメリカ信託税制の諸問題」という論文を書かれています。

 以前、松永和美さんが信託238号に「米国の信託の税制について」という論文をかかれましたが、どうもシリーズのようです。

 この辺の分野に関して、日本では、論文が皆無で、かつ、将来的に日本においても発展する可能性を秘めているので、マニアには面白い。お宝、ひとつ見―つけた♪

 この論文は、ざーっとアメリカの信託税制の体系とそれぞれの課税の問題、そして、立法に際し、採用されなかったけど検討された課税方法まで詳解されてます。

でもなぜ、こんな論文を書いたのだろう。 なーんとなく 某お上の影を感じるのですがね(笑)。

 この答えは、論文の「まとめ」にさわりがあるので引用させていただくと

「日本で民事信託に対する所得課税を構想する場合も、信託という法形式から一律に課税ルールを決めるのではなく、信託財産を構成する資産の帰属の実態に応じた課税ルールを適用することを目指すべきだと思われる。」

 これですね。 今の日本の信託の税制、民事信託に限定すると、税法的には受益者等課税信託ということになるのですが、このルールで統一的に課税するのはいかがなものかということか。

 アメリカの信託税制では、民事信託というか家族の資産管理信託というくくりと、利潤追求型の信託というくくりに大きく分かれていて、日本でもおなじみのパートナーシップ課税は利潤追求型の方になるみたい。民事信託の方は大きく分けると2つあって、1つは、委託者が信託財産をもっているとみなして課税する方法であり、もうひとつは、信託財産をひとつの納税義務者として課税するけど、受益者に分配する場合は、限度額の範囲内で分配額を所得から差し引いて税金が計算できるしくみだと思います。

 ただ、このような制度となる過程ではいくつかの方法が検討されており、日本で民事信託の課税を検討する場合は、この採用されなかった方法の中にヒントがあるように思えます。どんな方法があったのか。それは、長くなるので、いずれこのブログで書きます。

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2009年9月 2日 (水)

選挙が終わると胡蝶蘭が高騰♪

今日もライトに選挙ネタ むずかしい話は信託大好きおばちゃんはよくわかりませんが、

日経の商品面生鮮クリックに「コチョウラン 卸値1~3割上昇 選挙の贈答用で特需」という記事があります。

 胡蝶蘭 高価なお花の代表 いただくと、相手から大事にされてるんだなんて思ってしまいます。このお花のいいところは、結構長持ちします。手入れがいいと2、3ヶ月はもちますし、かれても、また翌年、翌々年とお花が咲きます。

 この卸価格が1~3割上昇しているらしい。選挙に当選した人へのお祝いとして慣例だからだそうです。胡蝶蘭業界のためにはいいことかもしれませんが、新政権になったことですから、この辺も改革して、新しいお花とか、別のお祝いものにしたらいいような気もします。

 どんなお祝いものがいいか。 お祝いとしての価値はあんまりないかもしれませんが、食パンをいっぱい贈るというはどうでしょう。

昔、OLをやめる時にえらいさんからにいただいた忘れられない言葉があります。

「クリームパンよりも食パンになりなさい。 なぜなら、食パンには耳があるから」

おあとがよろしいようで♪

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2009年9月 1日 (火)

空恐ろしい結果

 9月になってしまいました。 8月の終わりは選挙と台風で東京は、大変でしたが、今朝は曇りがちですが、まあ穏やかです。

 金曜日に小池百合子さんネタを書きましたが、小選挙区で負けて比例で復活されました。野田聖子ちゃんも同じパターン。小泉チルドレンの片山さつきさんや佐藤ゆかりさんはだめでしたね。

 キャリアウーマンとしての実績は、みなさん凄いのですが、政治家としての実績としては、小池さんや聖子さんが凄い。知名度も高い。でも、小選挙区で勝てない。

 今朝の日経で石原東京都知事が次のようにコメントしていらっしゃいます。

「日本人は風に弱いという感じがした。ちょっと空恐ろしい。小泉内閣の劇場型選挙でもあれよあれよという感じだったが、この振幅の激しさが怖い」

 私もこのコメントには同意します。日本人って、あんまり哲学というか信念というものをもっていないのではないか。風が右に吹けば、わーっと右に走り、左だというとわーっと左に走る。なぜ、そうしたのか。尋ねても、おそらく、そういう気分だったというのが意思決定の基盤ではないのかな。どっちの政党になっても、その結果、自分の人生が大きく変化する(めちゃめちゃ金持ちになる、奈落のそこに落ちる)ということはないと信じきっているから、気分で決めれるのでしょう。

 民主党の政策があんまりうまくいかなくなったら、次の選挙では自民党が勝ちになる可能性が高い。二大政党制の悪いところは、人気とりのために先をみずにばら撒きに走る。相手の政党の悪口合戦になる。衆愚政治となり没落したギリシアのように日本もなるのかなあ。

 ちょっと不安なので、この秋は、いろんな国の歴史を勉強してみたくなりました。

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