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2009年11月18日 (水)

IFRSと東京建物の公募増資

東京建物が時価発行増資を行うようです。日経によると最大で456億円の資金調達が可能のようです。

資金調達の目的は「賃貸事業及び「(仮称)大手町1-6計画」を初めとする都市再開発事業への投資に充当し、持続的成長の実現を目指す収益力の強化とともに、足許の環境激変に対応し得る強固な財務基盤の確立が可能になるものと考えています。」

http://www.tatemono.com/ir/pdf/bs091030gaiyou.pdf

ということのようですが IFRSがらみの面もあるかもしれません。

IFRSに基づくと、実質支配するSPCを、会計上、連結しないといけない。そうすると、いままで連結からSPCをはずしていた企業の自己資本比率の低下という問題があるようです。

記事によると、SPCを連結すると東京建物の自己資本比率が23%から16%に下がるらしい

週刊東洋経済200911.21の特集「IFRS超入門」によると、SPC資産を合算して自己資本比率の低下幅の大きい順にランキングすると、東京建物、東急不動産、住友不動産、三井不動産、三菱地所だそうです。

他の企業も自己資本比率の改善のための手を打ちながら、次世代型SPCというか、実利にフィットした手法を考えるのでしょうねえ きっと。

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