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2010年1月 6日 (水)

金ETFと税制改正大綱

最近、金関係に興味のある信託大好きおばちゃんです。昨日、インターネットで金ETFを探していたのですが、昨年の8月にETFS 金上場投資信託が上場されていたのですね。

知りませんでした。

 ETFというと、受益証券が上場されている投資信託です。株式を信託財産とするETFが多く存在していますが、最近では株式以外の資産を信託財産とするETFも可能となり、そのひとつとして金を信託財産とするETFがあります。これは、金の値動きに連動して値動きをするETFです。

 すでに、SPDR®ゴールド・シェアが上場されていますが、これは外国投資信託 つまり、外国製の投資信託のうち日本の取引所で売買できるもの。

 昨年上場した金ETFも外国製 だけど、すごいメリットがあるのです。というのもキャピタルゲインに所得税がかからない!しくみだったのです。なぜなら、これは外国投資信託ではなく、外国投資法人債券なのです。だからETFのくくりはどうかなとも思うのですが、ETFらしい。

 日本の所得税のルールによると、公社債を譲渡した場合のキャピタルゲインは、原則的には、非課税なのです。ただし、例外があって、割引債のように額面より低い値段で発行されたようなものは課税される。

 ところが、この金ETFは割引発行されていない債券なのですね。そうすると、この金ETFのキャピタルゲインに対する所得税は非課税なのです。

 これはいけます。

 でも、お上もバカではありませんね。

 平成22年の税制大綱に次の記載があります。

譲渡益課税の対象となる公社債の範囲に、利子が支払われない公社債(割引の方法により発行されるものを除きます。)を追加します。

 (注)上記の改正は、平成22年4月1日以後に行う譲渡について適用します。

たぶん、この改正って この金ETF対策じゃないかなあ。

 

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