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2010年1月12日 (火)

包括利益の表示

経営財務NO2949を読むとASBJが包括利益の表示に関する基準案を公表という記事がトップにあります。これ昨年のクリスマス(1225日)に公表したもののようです。

連結財務諸表の表示例に関しては2つの方法のうち1つを選択できるようですが、IASBFASBの方向性は1計算書方式 これは、連結損益計算書と包括利益計算書がドッキングしたようなものです。

どんな形になるか 簡単にかくと

少数株主損益調整前当期純利益 ×××

少数株主利益(控除)     ×××

当期純利益          ×××

少数株主利益(加算)     ×××

その他包括利益        ×××

包括利益           ×××

(内訳)

親会社株主に係る包括利益   ×××

少数株主に係る包括利益    ×××

少数株主損益を連結の利益から差し引いて当期純利益を求める。

この当期純利益は、親会社の株主のもんだけ。

そして、再度少数株主損益を足して、連結グループの有する資産負債の時価の変動等を加味して、包括利益を求める。この包括利益は、親会社の株主だけでなく、子会社の少数株主の分も含められてる。連結グループの利益や資産負債の変動損益は親会社株主だけでなく子会社の少数株主のものでもあるんだよという思想が従来と異なるということなのかなあ。

その他包括利益の中身は、その他有価証券評価差額金、繰延ヘッジ損益等で、現行では、PLを通さず連結貸借対照表にダイレクトに計上されているものを、包括利益計算書を通過させることによりどのくらい変動するかがわかりやすくなる。

包括利益に表示方法が変更されることによるインパクトはどうなんだろう。表示変更により投資家が会社を読む判断が大きく変わることはないような気もするけどなあ

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