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2010年4月 5日 (月)

アグリシードファンドと自己信託

 44日の日経に「農林中金 農業法人に出資 ファンドを創設」という記事があります。

信託協会発行の信託2010-Ⅰで 大原誠さんが「農業振興における信託の役割について」を書いていらっしゃって、ぴぴっとつながりました。

農業を営むにもお金が必要なのですが、農地を担保にお金を借りることって難しいようです。農地には利用制限があるので担保価値がないから。

農地法の関係で、農協と農地保有合理化法人以外は農地の受託をしてはいけないらしい。

また、農業法人への出資も制限されているので、だれでも出資できるわけではないらしい。

そこで、記事から想像するスキームは、

 農地法人が議決権を有しない出資を募り、アグリビジネス投資育成会社が引き受ける。

この出資を、おそらくアグリビジネス投資育成会社が自己信託して、受益権を農林中金のアグリシードファンドが引き受け、代金をアグリビジネス投資育成会社に支払うというようなもの。

受益権をファンドが持つことにより実質的に農地法人に出資できるようにする。

この受益権は、法人課税信託にならないような設計が施されていると思う。いまのところアグリビジネス投資育成会社は信託業の免許はもっていらっしゃらないように思われますが、将来的にどうされるのだろう。

自己信託の使われ方としてプレスリリースされたものって珍しいというか、ひょっとして初物か♪

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