« 契約農園付マンション | トップページ | はとバス♪ »

2010年7月11日 (日)

アメリカの受益者連続型信託

 日本の世の中的には、選挙ねたなんでしょうけど、なんか、考える気持ちがなえてきそうなので、非常にニッチなアメリカの受益者連続型信託の話題などを

 受益者連続型信託というのは、信託で、受益者が何らかの原因で、次々変わることを約束したような信託だと思う。

 日本においては、受益者連続型信託の税金のかけられかたが、おかしいのではないかという議論がありますが、それはおいといて、信託が資産承継で使われているアメリカの税金の話題を

 アメリカでも受益者連続型信託というのはあるみたいですね。

 受益者が、ABCDというような形で移っていく信託で、基本的にA,B,C,Dは信託の財産のうち、一定部分しかもらえない。Dは、信託が終了して残った財産をもらっている。

 ちょっと文献等を調べているのですが、当初アメリカでは、最初のAと最後のDだけ税金がかかり、B,Cは無税で資産移転ができたらしい。これは、相続税の課税逃れにつかわれるということで、世代飛越税というのが作られ、BCにも課税されるようになった。

BCは、いくら財産をもらおうと最高税率で税金が課税されるらしい。また、Aは、へたなスキームを組むと、相続税や贈与税+世代飛越税がかかり、大変な重課になる。

こんな税金がめーいっぱいかかるなら誰もやらないのだけど、アメリカではそれなりに使われている。なぜか? アメリカでは、少なくとも相続税の基礎控除が結構大きな金額だから、基礎控除の範囲だったら、何をやっても、これらの税金がどうもかからないみたい。

大金持ちは別だけど、小金持ちたちにとっては、非課税の枠内で受益者連続型信託を使って資産承継をするのは魅力的らしい。。。。。

日本では、相続税の増税がうわさされているから、アメリカと同じ課税の仕組みを作ったら、ほんとうに誰も受益者連続型信託を使わなくなってしまう。

でも、最高裁の判決がでてしまいましたから、今の資産評価や課税関係の見直しがあるかもしれないけど。特に気になるのが、受益権が複層化された場合の課税関係(相続税+所得税・法人税) 最高裁の結果を反映させると、結構使えることになるかもしれないけど、はてさて、どうなることやら。。。。

|

« 契約農園付マンション | トップページ | はとバス♪ »