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2010年9月14日 (火)

エンディングノート

週刊東洋経済BOOKSの「相続 事業承継 葬儀・墓 超入門」が、ぱっと目に入ったので昨日、購入しました。

相続対策の本はあるのですが、お墓やあお葬式まで書かれているものはあまりありませんね。自分の死後の資産承継には興味があっても、自分の葬式なんて不吉なこと考えたくないもんね。

で、興味を引いたのが エンディングノート この雛形が末尾にあります。

これは、決して、遺言のかわりになるものではないのですが、

項目として 1.プロフィール 2.医療・介護 3.相続財産・管理 4.葬儀・墓 5.大切な人へのメッセージがあります。

最初のプロフィールで、配偶者との思い出というのがあり、最初の出会いはいつで場所はどこか、第一印象はどうだったかなどを記載するところがあります。最初の出会いの日時まできちっと覚えている人ってどのくらいいらっしゃるだろう? 配偶者との思い出のページが多くて、子どもとの思いでのページが少ないのですが、そんなもんかなあ。

このうち、特に価値があるなと思ったのは 2.医療・介護のところ 生きているうちに、病気になったり、ぼけてしまったりした場合に、どうしたいのかについて書くところがあります。

重病の告知について、延命措置を希望するか 臓器提供について、寝たきりや認知症になったときの介護は など 自分自身が判断能力を失ったような状況で決めなければならないことを、事前に決めておき、その証拠を残すということはいいことかもしれません。また、次のページに葬儀など、もしものときに知らせて欲しい人の連絡先 これも大切だと思うのです。死というのはいつやってくるかわからないし、家族だって、本人の人間関係を把握しているわけじゃないですから。

このエンディングノートって、人生の総決算を記録に残すようなものですけど、財産がどれだけあるか白状したら、さっさと死ねと脅かされているような圧力を感じてしまいますね。

自分で買ってきた本なのにいやーな感情を抱くということは、相続対策ですからとワーワー専門家などにいわれる方々も心の中では複雑な感情が交錯しているんだろうなって想像できます。もっと事業承継や相続対策を提案する人は、相手がどういう感情を秘めながら対応しているのか考えないといけないなあ。

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