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2010年9月15日 (水)

株式の信託の複層化とみなし配当の帰属

 管さんが首相に再選されました。なんとなく、予定調和。 

さて、久々に非常にニッチな信託ねた。株式を信託して、受益権を収益受益権と元本受益権に分割するということは昔からやっていたと思うのです。

相続税法基本通達の定義によると

収益受益権というのは、信託に関する権利のうち信託財産の管理及び運用によって生ずる利益を受ける権利

元本受益権というのは、信託に関する権利のうち信託財産自体を受ける権利

この収益受益権を株式に当てはめると、通常の配当なんかが当てはまると思う。

で、ふっと思ったのが、税法の世界では、みなし配当という存在があるのですね。これは、たとえば、税法上非適格合併をして合併会社の株をもらった場合や、非上場の株を発行会社に売却した場合や 発行会社が解散して残余財産をもらった場合に生ずるようなイレギュラーなもの。 このみなし配当の本質を考えると、これって、株式本体の代替物として受取るものの一部のように思えるのです。

そうすると、この株式を信託して複層化させた場合は、通常は、収益受益者ではなく、元本受益者の方に帰属するのではないかなあ。たしか、みなし配当も収益受益者に帰属させないとだめなんて解釈されたら、株式の複層化の課税関係がややこしくなってしまうような気がするのですけど、どうなんだろう?

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