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2010年11月12日 (金)

欠損金の繰越控除が半分になったら

今年の税制改正の話題が、新聞の紙面をにぎわしています、

 今年は、いずれにせよ、増税モード。選挙もないですしね。

 法人税の税率を下げるかわりに、欠損金の控除を半分にするという案があるようです。

 いまの法人の欠損金の繰越控除とは、赤字を、翌期以降7年間に生じた黒字と相殺して税金を計算することができるシステム。

 中小企業も半分以上が赤字のはずだから、この影響はかなり大きいですね。ただ、中小企業の赤字の原因を分析すると、ほんとうに事業が赤字のためというのもあるけど、高額な役員給与や社長への地代の支払いなどで損金が増えて、結果的には赤字か、とんとんの会社もあります。

 こういう会社がお上からしたら目の仇にされているのかもしれませんが、社長への給料に関しては、所得税がしっかりとられていますよね。給与控除があるからといっても、それなりの所得の場合は、法人税より高い税金がとれる。それに、中小企業の社長は、銀行借入の保証人になっているから、会社に万が一のことがあったら、すべて失うリスクがあるから、そのために備えておく必要もある。

 評判が悪くて、昨年、小沢さんの凄腕で廃止となった特殊支配同族会社の役員損金不算入の代替案は、まだ、出てないようだけど、最後にどかんと登場するのかなあ。

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