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2010年11月17日 (水)

最高裁判決研究会

 今日は、何を書こうかと税制調査会のネットをふらふら調べていたら「最高裁判決研究会」報告書 ~「生保年金」最高裁判決の射程及び関連する論点について~を発見。

年金裁判で、相続税と所得税の2重課税はけしからん♪と判断されました。でも、おなじような問題は、生命保険契約の年金だけでなく、他にもあるわけであり、関連するものを探し出すときりがない。そこで、どこまでか、に関する権威あるレポートを発表して、まあ、火消しをしようということなのかもしれません。

いいたいことは、

2重課税は、ここまでだ。株も土地も相続時の時価で課税され、その後所得税が課税されても問題はない。定期預金の未収利子も相続税評価のとき源泉税引いているじゃない。

この中で、ご丁寧に信託受益権もありますね。

信託受託者による信託財産の運用方法などにより、相続財産評価時点での想定から変動する性質ものであり、「定期金」のように事前に確定しているものではない。また、これらの財産については「定期金」とは異なり、相続以降いつでも第三者への譲渡等によりそこから生じる所得の性質・実現時期に変動が生じうる。こうした観点を踏まえれば、これらの財産を基にして、相続人に相続以後発生する将来収入の、相続時点における角度が「定期金」と同程度のものとは言えない。したがって、相続時点におけるこれらの財産の相続評価額と、実際に相続人当人が受取ることとなる将来収入が、「定期金」の事案で判示されたのと同様な意味において「経済的価値において同一」であると考えることができるかどうかは一概に言えないと考えられる。

ものすごーく突っ込みをいれたいんですけどね。

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