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2010年11月18日 (木)

生命保険信託 リバイス

 先日、生命保険信託の課税の疑問をふっと思いついたまま書きましたが、受益権の複層化でうにになっていたときだったので、勘違いを誘発してしまいましたので、入れ替え。

生命保険信託は、死亡保険金の請求権を信託するものですが、

相続税の課税は、

92-7  生命保険信託いわゆる生命保険信託に関する権利については、生命保険契約に関する規定(法第3条及び第5条)の適用があることに留意する。

こちらの規定によるから、

生命保険信託をすることにより受取人が終身の年金を受取り、その人が死亡したら別の者が残存金を受取るような場合は、複層化ではなく、保証期間付定期金の権利のような評価の世界になる。

この前書いたものは、生命保険信託ではなく、たとえば、生命保険金として受取ったお金を信託して、自分が終身受取って、残った部分は、相続人に渡す。

これが、受益者連続型信託というものに該当しない場合は、自分の分は収益受益権として評価し、元本受益権部分を推定相続人にわたすというようなものとして贈与税が計算される。

この場合は 信託したお金が1億円で 収益受益権が4,000万円だったら、元本受益権は6,000万円となる。

ただし、生命保険を受取った時点で受取人に相続税が課せられ、信託して元本受益権を推定相続人に渡した時点で、推定相続人に贈与税が課せられる。

なんだか税金ばっかりとられているような印象があり、何がメリットなんだろう。

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