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2010年12月17日 (金)

更正の請求の期限の延長

 昨日、税制改正大綱が発表されました。昨年、迷走していたから、今年は、越年かと思っていたのですが、早かったですね。

 項目は多いのですが、更正の請求の期限の延長について

更正の請求というのは、申告書に書いた税額が、実際の税額よりも高かったような場合、差額を還付してと、納税者が御願いする制度で、これは申告期限から1年だったんです。

これを、超えると、原則的には、還付してもらえない。ただ、裏技があって、嘆願書というインフォーマルな方法をとれば、還付も可能であったんだけね。

他方、お上のほうは3年間、納税者の申告を更正(修正)することができた。情報の非対称性じゃなくて、権利の非対称性があった。

これは、おかしいということで、

納税者が「更正の請求」を行うことができる期間(現行1年)を

5年に延長します。

でも、

併せて、課税庁が増額更正できる期間(現行3年のもの)を5年

に延長します。

 イーブンにしましょう。

法人税の純損失等の金額に係る更正の請求期間(現行1年)については9年

9年分、納税者から修正ができるわけか。

控除等の金額が当初申告の際に記載された金額に限定される「控

除額の制限」がある措置(別紙2参照)について、更正の請求によ

り、適正に計算された正当額まで当初申告時の控除額を増額させる

ことができることとします。

これは、たとえば、外国税額控除で当初、 100万円の控除で申告していたけど、ほんとうは、120万円でしたという場合、120万円の控除に修正することができるというやつ。

以前は、条文を杓子定規に読んで、だめとされていたようです。

そして、それじゃおかしいと納税者が訴えて、お上が負けたという事例が数年前にあったような記憶があります。

この辺の改正は、新聞には出てこないけど、結構、実務的には大きい。

これよりいいなと思ったのが、

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