芦野温泉
クリスマスには、全く、マッチしませんが、温泉の話を。
私は、温泉大好きおばちゃんであり、旅行や出張で遠方に出かけると、いい温泉がないか、調査してます。
私のホーム温泉は、いまのところ草津温泉です。といっても、年に数回、それも冬場に出かけるだけです。
今年も草津温泉のシーズンかなっと思っていたところ、縁があって、芦野温泉に先日でかけました。
芦野温泉は、栃木県那須郡那須町にあります。山の中の一軒家みたいな温泉であり、ホテルもありますが、通常は、観光バスで、おっちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、おばちゃん連中が日帰りでぶわーっと押しかけます。
お風呂の特徴は、PH位も9.85と強いアルカリ性のお風呂と、薬草風呂があるところです。 アルカリの方は、お肌がつるつるになり、 薬草風呂のほうは、ぬるいのですが、しばらく入ると、ぴりぴり痛くなります。普段は、痛みを感じていない部分も、ぴりぴり傷みます。でも、お風呂からでると、すーーっと痛みがなくなる。
お風呂のほかに、畳敷きの休憩所があって、湯上りのじいちゃん、ばあちゃん、おっちゃん、おばっちゃん連が、ごろんごろんしています。
とても感じがいいのは、従業員教育がいいからかなあと。ホスピタリティがあって、きびきびして、
薬草風呂で、おばちゃんたちが、来年、相続税が増税するらしいから、働くことが馬鹿みたいなんて話をしていて、結構、世の中のこと勉強しているんだなあと感心していたら、話の内容がいつのまにか、石川さゆりの歌謡ショーに変わっていて、そのチケットの代金が、高いだ低いだということに、、、、 なんで、最近、ヒット曲のない演歌歌手が、紅白に出場できるのかというと、こういうビジネスが、えんえんとできるからなのですね。
草津温泉は、外湯がいっぱいあって、湯めぐりのために、結構、アップダウンのきつい道を歩くのですが、芦野温泉は、一軒家の中ですから、そんなに歩く必要はない。
温泉の入り口に、神社があって、おばちゃんたちが、また来れますようにとお祈りしていました。こういうおばちゃんたちの支持がある限り、この温泉は、これからも、存在し続ける。日本の、それも、地方で、栄えるビジネスモデルのノウハウが凝縮しているところ、この経営者は頭いいのでしょうね。
| 固定リンク
最近のコメント