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2010年12月23日 (木)

芦野温泉

クリスマスには、全く、マッチしませんが、温泉の話を。

 私は、温泉大好きおばちゃんであり、旅行や出張で遠方に出かけると、いい温泉がないか、調査してます。

 私のホーム温泉は、いまのところ草津温泉です。といっても、年に数回、それも冬場に出かけるだけです。

 今年も草津温泉のシーズンかなっと思っていたところ、縁があって、芦野温泉に先日でかけました。

 芦野温泉は、栃木県那須郡那須町にあります。山の中の一軒家みたいな温泉であり、ホテルもありますが、通常は、観光バスで、おっちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、おばちゃん連中が日帰りでぶわーっと押しかけます。

 お風呂の特徴は、PH位も9.85と強いアルカリ性のお風呂と、薬草風呂があるところです。 アルカリの方は、お肌がつるつるになり、 薬草風呂のほうは、ぬるいのですが、しばらく入ると、ぴりぴり痛くなります。普段は、痛みを感じていない部分も、ぴりぴり傷みます。でも、お風呂からでると、すーーっと痛みがなくなる。

 お風呂のほかに、畳敷きの休憩所があって、湯上りのじいちゃん、ばあちゃん、おっちゃん、おばっちゃん連が、ごろんごろんしています。

 とても感じがいいのは、従業員教育がいいからかなあと。ホスピタリティがあって、きびきびして、

 薬草風呂で、おばちゃんたちが、来年、相続税が増税するらしいから、働くことが馬鹿みたいなんて話をしていて、結構、世の中のこと勉強しているんだなあと感心していたら、話の内容がいつのまにか、石川さゆりの歌謡ショーに変わっていて、そのチケットの代金が、高いだ低いだということに、、、、  なんで、最近、ヒット曲のない演歌歌手が、紅白に出場できるのかというと、こういうビジネスが、えんえんとできるからなのですね。

 草津温泉は、外湯がいっぱいあって、湯めぐりのために、結構、アップダウンのきつい道を歩くのですが、芦野温泉は、一軒家の中ですから、そんなに歩く必要はない。

 温泉の入り口に、神社があって、おばちゃんたちが、また来れますようにとお祈りしていました。こういうおばちゃんたちの支持がある限り、この温泉は、これからも、存在し続ける。日本の、それも、地方で、栄えるビジネスモデルのノウハウが凝縮しているところ、この経営者は頭いいのでしょうね。

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