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2011年2月26日 (土)

葛飾北斎 富嶽三十六景

 たまたま、ご縁がありまして、先日、世界的なオークション会社であるクリスティーズのオークションの下見会に出かけました。

 323日に、ニューヨークで、日本・韓国美術のオークションが行われるそうで、そのオークションの前に、潜在的購入者(富裕層や美術館関係者か?)の方にお見せするようなものだと思います。信託大好きおばちゃんは、もちろん、潜在的購入者ではありませんが。

 今回のオークションの目玉は狩野内膳の「南蛮屏風」。金きら金の屏風ですが、入り船と出船があり、人々の賑わいがあり、なかなか華やかなものです。屏風との距離、10センチくらいで拝見しましたが、もし、息を吹きかけて、金箔がはがれたらどうしようと、内心どきどきしていました。

予定価格は3億円から4億円の間。このように書くと、途方もない金額に思えますが、日本人は、ゴッホのひまわりに、うん十億円というお金を払っていますからね。日本美術のオークションの落札価格は低いそうです。もっと、高い値段で買ってください!

 さて、タイトルの葛飾北斎 富嶽三十六景ですが、今回の下見会では、隅田川関谷の里を拝見しました。版画で、色鮮やか。 予定価格は、100万円弱。 南蛮屏風と比較すると非常にリーズナブル。版画は何枚も存在しているから価格も安くなるらしいです。初刷りと 重刷とでは、たとえば、髪の生え際などの描かれ方が異なるようです。初刷りは、細かなラインもわかりますが、重刷すると、原版が磨耗するのでしょうか、細かなラインがわからなくなるそうです。

富嶽三十六景というのは、36枚の絵から成り立つのではなく、46枚の絵から成り立っているらしいです。ですから、セットで36枚お売りしますという売り込みがあったら、それは、無知な贋作ということ。

ちなみに、安藤広重の東海度53次は53枚ではなく、55枚だそうです。

こういう豆知識をちょこまかとインプットしておくと、意外と役に立ちますね。

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2011年2月25日 (金)

スターバックスのハウスブレンド

いま、入力しているPCの横に、スターバックスのハウスブレンドの箱があります。

スターバックスは、どこにでもあるコーヒーショップなのですが、スーパーで、自宅用のコーヒー5カップ分が売っていたので、ためしに買ってみたところ、はまってしまいました。

 カップの上に 紙でできたドリッパーを置き、お湯をいれるだけでできあがり。味は、外で飲むコーヒーと同じ。

 私は、太陽が昇っている時間帯にも、考えて、調べて、書いて、チェックしてという作業をしていることが多いのですが、気合が入らないと、あっち、こっちに思考が飛び、時間だけが過ぎていくことも多い。そんなときに、このコーヒーを飲むと、渋く、刺激が残るので、集中できるようになりますね。

300円以上はらって、スタバ入るのは、なんだかなですが、1杯、100円で、仕事が加速できるならば、非常に魅力的。

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2011年2月24日 (木)

カダフィ大佐の最後の悪あがき

 連日、アラブ情勢がマスコミをにぎわしていますが、やはり、目が行くのは、カダフィ大佐の言動というか、行動というか。

 徹底抗戦だそうです。 1日数千ドルでアフリカから兵士を雇い(兵士派遣会社があるらしい)国民を殺しまくっている。リビアには、石油があり、利権はカダフィにある。よって、うなるようなお金があるから高給の兵士を雇うことは可能だけど、その行為がどんどん彼の首を絞めていく。

彼が権力の座から転げ落ちるのは時間の問題と思うのですが、最後の悪あがきで、国民と石油とリビアの世界遺産的な遺跡群をめちゃくちゃにしてしまうのではないか。しかも、彼が去った後、受け皿になる統治組織がないらしい。

リビアの混乱は、海の向こうの遠い国の話ではなく、日本にも思いっきし影響がありそう。早速、石油の値段は高騰しだしているし。数年前の石油の高騰は、たしか、産油国が供給量を増やすこと等により収束に向かっていったような記憶があるのですが、今回の怖いところは、そんな産油国で次々革命が起こり、石油の供給に影響を与える人たちの首が危ないところもある。そして、そんな産油国に強烈な圧力を加えて政情を安定させる外部の力もないのではないか。

3次世界大戦のようなことにならなければいいのだけど。

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2011年2月22日 (火)

平成23年度税制改正 法務部員・弁護士が知っておくべきポイント

タイトルは、ビジネス法務2011.4月号で、リアル信託大好きおばちゃんが寄稿したものです。

 この原稿では、税制改正のうち法人税の改正に特化しています。

 最近、個人の税制に関する仕事と縁が深くなっていますが、昔、法人特化型に近かった時期もあったので、法人周りのことも書くことはできます。

 一言でいうと、平成23年の税制改正は、黒字の会社にやさしく、赤字の大企業に厳しい改正です。

 赤字の大企業に厳しいのはなぜかというと、欠損金の繰越控除の制限や貸倒引当金の制限があることです。

 一定期間の過去の赤字を当期の黒字と相殺して所得が計算できる仕組みが欠損金の繰越控除ですが、これが大企業になると、一般的には、所得の8割分しか相殺できない。つまり、2割分の税金は払えとなる。

 会社更生法の適用を受けた場合も、債権が切り捨てられるときは、従来同様に欠損金の繰越控除が認めてもらえるけど、その後の再生期間においては欠損金の控除の制限がかかるから、再生計画を今後は慎重に検討する必要がある。

 また、貸倒引当金についても、従来は、会社更生法等の申し立てがあった時点で債権の半分は貸倒引当金として損金計上が形式的に認められたけど、一般的な大企業に関しては、決定の時点まで損金計上が認められない。つまり債権の回収がほぼないのに、納税負担だけ生ずることもあるので、こちらも資金繰りを慎重に検討する必要がある。

 などなど、

まあ、いつ、税制改正が実現するのか、大混乱してむちゃくちゃになるのか、今年は、先行き不透明なんですが。。。

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2011年2月20日 (日)

武富士の贈与税裁判

 先週は、武富士の贈与税裁判の最高裁判決で、国税側が敗訴し、巨額(2,000億円弱)の還付がなされる話題がありました。

 この事件は、武富士の会長が相続対策で、武富士株を外国株に転換させて(会長等が保有の株をオランダの会社に移す)そのオランダの会社の株を息子(贈与時は、香港在住)に贈与させるというスキームでした。

 当時の税制においては、非居住者が贈与により受取った国外資産は、日本の贈与税の対象にならなかったからです。香港も贈与税ないですし。

 他にもやってた方はそれなりにいらっしゃったと思うのですが、武富士の場合は、あまりにも巨額だったから問題になったわけです。

 争点は、息子の住所は、香港かそれとも日本か。1年のうち3分の2ほど香港にいらっしゃったのですが、無理やりやっていますという感じだったみたいね。いかにも、贈与税はずしのためという意思が見え見え。

 でも、香港に1年の3分の2ほど滞在しているという事実は曲げられない。どのようなことを腹の中で思っていたかなんて住所の判定には関係ないし、そんなことで判断が覆されると法の支配がおかしくなる。当時の法にあてはめて判断すると、やはり長男は非居住者といわざるを得ない。日本は租税法定主義ですから、おかしなことをさせないようにするためには、おかしなことができないような法律を作らないとだめ。

 裁判官須藤正彦さんの補足意見として「結局、租税法律主義という憲法上の要請の下、法定意見の結論は、一般的な法感情の観点からは少なからず違和感も生じないではないけれども、やむを得ないところである。」

 税の世界で20年くらい生きている人間としては、最高裁の判決は全くごもっとも。いや、そうじゃないと困る。

 でも、金額が巨額すぎて、 だって、2,000億円って、平成23年の税制改正で相続税等の増税による増収額と同じ規模なんでしょ。金持ちから税金とれないから、普通の人から搾り取るといわれそう。

確定申告の時期だし、国会も危うい状況なのにね。

逆に長男さんの立場にたつと、2,000億円ももらって焼け太りといわれそうですけど、還付加算金の400億円部分は、雑所得として、50%は税金にもっていかれるし、裁判費用も必要経費にならないみたい。それに、1,600億円の贈与税の納税資金を借金で賄ったとしても利息が必要経費になるわけでもないから、ほとんどお金は残らないのではないのかなあ。にもかかわらず、過払い金請求の人たちにぎゃーぎゃー言われて、武富士もつぶれちゃったし、ちっともいいことがない。

度が過ぎる節税なんかで成功すると、反動で不幸がいっぱい押し寄せるのかもしれないね。

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2011年2月17日 (木)

揮毫料 3年で2億円

鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺(銀閣寺)の住職を兼ねる有馬頼底・臨済宗相国寺派管長(78)が、大阪国税局の税務調査を受け、揮毫(きごう)で得た所得を申告していなかったとして、2009年までの3年間で計約2億円の申告漏れを指摘されていたことが16日、関係者への取材で分かった。

http://www.nikkei.com/paper/article/g=96959996889DE0E1E7E6E0E1E3E2E3E5E2E0E0E2E3E39191E3E2E2E2;b=20110217

著名なお坊さんが、掛け軸に筆を入れることで掛け軸の価値がぐっと上がるらしい。人が掛け軸の価値を何に見出すかというと、その掛け軸に描かれたものの芸術性ではなく、誰(ブランド価値のある人)がサインしていたかということ。だって、普通の人には芸術の価値なんてわかりゃしないから。

金閣寺と銀閣寺の両方の住職というのは、掛け軸の価値を高めるサイナーとしては、最高なんでしょうね。

他の記事を読むと 1点5万円だったらしい。 つまり2億円ということは、3年間で4,000点、1年で1300点、毎日3、4点作っていらっしゃったこと。

ご本人は、お布施と同じと思っていたから申告せず、そのお金で、美術品を購入して展示していたらしい。 ただ、この美術品を購入したのは、揮毫(きごう)を払った美術商かもしれないね。そうすると美術商は揮毫(きごう)でお金を払っても、美術品を売ることによりお金が返ってくるし、利益もでる。そして揮毫(きごう)つきの掛け軸を高額にうって儲けることができるというように、非常においしかったのかもしれません。

住職さんは、1億円の税金負担を負ったけど、それに対する対価は自分の手許に残っていないからふんだりけったり、、だけど、記事によると、既に納付済みらしい。 1億円がさらっと払えるなんて、名門住職は特権階級なのかもしれない。

いや、そういっては罰があたる。お徳のある方ですから、神様いや御仏がお守りになり、お金も払えるのでしょう。 

合掌。

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2011年2月16日 (水)

どうしたら銭湯の人気が戻るだろう?

 今朝の日経の記事から

東京都内の銭湯組合が新たな顧客層の開拓に力を入れている。銭湯の情報を調べられるスマートフォン用ソフトを作って若年層を呼び込んだり、外国人観光客向けのサービス向上に取り組んだりする。利用者数の減少を受けて都内の銭湯はピーク時の3分の1に減っている。銭湯になじみの薄い層に一度、体験してもらうことで、繰り返し利用するリピーターになってもらおうという試みだ。

 温泉探訪に命をかけている信託大好きおばちゃんですが、よくよく考えてみると、近所の銭湯にいったことがないです。昔、阪神大震災で、1ヶ月くらいお風呂が使えなかった時期があったのですが、あのときは、会社が入っていたスポーツクラブのお風呂や、ニュージャパンにお世話になったけど、銭湯には入っていない。

 銭湯というと、公衆浴場、銭湯の中に温泉のものもある。麻布十番に銭湯があって、いつか行きたいなと思っていたけど、いつの間にか、なくなってしまっていた。

 都心の一等地で銭湯ビジネスは採算があわないのでしょうね。あえて、銭湯に入りたいという人の数は限られているし、入湯料はしれているけど、固定費はかかる。よって、廃業して、他のビジネスに模様替えする。

 温泉をがんばって掘り当てて、天然温泉で売ると、都心ではめずらしいので、集客効果はあるけど、ただの銭湯だったら、それだけでなかなか客は来ない。

 私は、個人的に、ドサまわりのお芝居がとっても見たくてうずうずしているので、これを併設してくれたら、いくらでもいくのになあと思って。 だって、本格的なドサまわりのお芝居って都心では見れないでしょ。地方にでかけると、、国定忠治のポスターなんかが張ってあって、いい感じだなあ。 是非、都心、それも下町ではなく、華の港区の山手線の内側にどーんと芝居小屋併設の銭湯を作ってほしい、意外と人が集まりますよ。

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2011年2月15日 (火)

なんで、ショーケンばっかりもてるのか?

今朝は、バルコニーの植木鉢にも雪がつもっています。

 今日は、芸能ねた

 ショーケン(萩原健一)が、4度目(事実上5度目)の結婚をしたらしい。

 相手は、富田リカという12歳年下のモデル。といっても48歳だけど。。。

 ショーケンも還暦なんだあ。ショーケンというと、私は、「太陽にほえろ」(石原裕次郎主演の刑事ドラマ)のマカロニ刑事役や、かの水谷豊と競演した「傷だらけの天使」の印象が強烈に残っています。40年前くらいの番組ですが。。。

 彼は芸というよりも華やかな結婚歴とトラブル歴で、何年かに一度は、マスコミをにぎわし続けるスター。

 凄いのは、結婚相手が、よりにもよって、女性からみてもいい女ばっかしなんですよね。

 なぜ、なぜ、なぜなのか。。。

 たぶん、子どものような無垢な心をキープし続けているところがあるのでしょう。口ではつっぱったことをいっても、ふっと、純真な心が透けてみえる。可愛いんでしょうね。だから、何をしても、目を細めてみることができるけど、ショーケンは、たぶん調子にのって、一線を越えてしまうところがある。ゆえに、心惹かれるけど、こりゃだめだということで、去っていく。でも、去った女性から罵詈雑言が聞こえたことはない。

 このような魅力は、成長して作られるものではない。天然なんでしょうね。よって、世の男性がショーケンの真似をして生きようとしたら、人生が破綻し、それでおしまい となるのではないかなあ。

 

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2011年2月14日 (月)

給与、退職所得控除の制限は、ほんとに渡り防止か?

先日の税制改正セミナーで、自分の思った疑問をしゃべってみて、ちょっと反応のあったこと。

 平成23年の改正で、役員等が支給された給与や退職金から控除できる金額に制限が設けられるようです。

 この役員の範囲って、

① 法人税法第2条第15号に規定する役員

 ② 国会議員及び地方議会議員

 ③ 国家公務員(特別職に属する職員のうち一定の者又は一般職に属する職員のうち指定職に該当する者に限ります。)

       地方公務員(上記③に準ずる者に限ります。)

なぜ、こうするのかという理由で、きっと役人の天下りや渡り(23年に一度会社を退職して、退職金をがっぽりもらう)の制限のためといわれたりするじゃないですか。

だから、国家公務員なんだって。と、私も思ってた。。。

でも、よく考えてみてくださいよ。役人が、天下りや渡りをしているときって、既に役人としてやめて、第1回の退職金を役所からもらっていますよね。つまり身分としては公務員ではない。だから、元役人が2年に一度会社をかえて退職金をもらっても、公務員であるという理由での控除額の制限はない。元役人が、会社で役員をやっていたケースの場合は別だけど、役員じゃないけど、高給取りという形で会社に入って退職する限りは、退職所得控除の対象外じゃないかなあ。

つまり、上記の規定は、渡り防止のためじゃなく、渡り防止のためにこんな法律も作りましたというポーズではないかなあと。

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2011年2月10日 (木)

なぜ、死亡保険金だけ、相続税の非課税枠が制限されるのだろう?

平成23年の税制改正で、生命保険金の非課税限度額が制限されます。

被相続人の死亡により保険金を受取った人が相続人(放棄した人を除く)の場合は、一定の金額が相続税の計算上、非課税とされます。

現行では、非課税の限度額は、合計で 500万円×法定相続人の数 となっていて、この非課税限度額を按分して、各相続人に配分します。

ところが、改正により500万円×法定相続人(未成年者、障害者又は相続開始直前に被相続人と生計を一にしていた者に限る。)の数を乗じた金額となるようです。

つまり、法定相続人のうち、未成年者、障害者、生計を一にしていた人の数に限られてしまうのです。

なぜ、生命保険金に非課税の枠を設けたかというと、保険金は、残された遺族の生活を保障するようなところがあり、それを国としても支援したいからだったと思う。この主旨を厳格にあてはめたいならば、非課税限度額を調整するのではなく、もらう相続人の方を調整した方が合理的ではないのかなあ。

でもね、同じように遺族の生活を守る為の制度として死亡退職金の非課税制度があり、こっちの限度額も500万円×法定相続人の数なのだけど、これは改正がないのですね。

なぜ、死亡保険金だけ、いじめられるのだろう? 何か、深いわけでもあるのかなあ。

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2011年2月 9日 (水)

FPが知っておきたい個人の税金(平成23年税制改正を中心に)」

今年の税制改正、特に相続税の改正は、非常に関心が高くなっています。

自宅と金融資産で5,000万円くらいある人は、相続税の申告書を提出しないといけないことになると、相続税は、特別な人のための税金でなく、並の財産を残した人のための税金に大変身し、周辺ビジネスが拡大されることが予想されます。

ということで、上記タイトルで、今週の土曜日、研修会の講師をすることになっています。相続税だけでなく、贈与税、所得税など個人の税金の改正についてポイントを絞ってお話します。

FPと書かれていますが、FP(ファイナンシャルプランナー)でなくても問題ありません。

 水曜日に告知して、3連休の中日の土曜日(天気が悪そうですが)ですし、場所も八王子という東京駅から1時間くらいかかるところですが、このような研修会も、まだ、あまり開かれていないようですので、よろしかったらいらしてください。

FPが知っておきたい個人の税金(平成23年税制改正を中心に)

1.給与所得控除、退職所得控除の制限

2.金を譲渡したら

3.FX取引をしたら

4.贈与税はどうなるの?

5.住宅取得資金の贈与税の非課税制度は、期間限定の使える制度

6.相続税はどうなるの?

7.居住用小規模宅地の特例はほとんど使えなくなるのか

日時:2月12日(土)  午後1時30分~4時30分
場所:八王子市クリエイトホール

 10階 第5学習室

(地図はコチラカラ)

参加費:  2000円 (3時間の研修です) 

申し込み先は、

kensyu-tfp@lavan.jp

主催は

http://con-a.com/tamafp/

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2011年2月 8日 (火)

FPジャーナル シニア世代の資産管理を考える

フィナンシャルプランナー(CFP AFP)向けの月刊誌としてFPジャーナルがありますが、2月号は「シニア世代の資産管理を考える」を特集しています。

 今年は、相続税の増税が予想され、相続を話題にしている雑誌が増えていますが、相続は、あくまでもご本人の死後のこと。

 財産をお持ちのご本人の生活がきちんと賄えるようにできて、それからの問題なのですね。

この特集は、老後の生活で、体力も気力も衰える中、どうすれば、自分の生活のためにお金を使えるか、自分で資産管理ができなくなった場合のサポートとして何があるかということが書かれています。

その手法として、ひとつは、成年後見人があり、ひとつは信託がある。

成年後見人の仕事は、身上監護と資産管理、信託の仕事は資産管理。

この両方を上手に使うことが解決の道筋ですよということ。

両者をミックスした方法として、先日、公表された成年後見支援信託がありますが、これは、被法定成年後見人のみが対象で、被保佐人、被補助人、被任意成年後見人は適用外のようです。

資産管理を念頭にした信託として、三菱UFJは、「家族安心信託」を開発し、こちらは、最長30年 受託額は最低1,000万円、中央三井は「安心サポート信託」を6年前に開発、最長25年間、受託額は最低3,000万円。いずれも、金銭信託、金銭以外の資産を信託する商品ではないです。

こちらも成年後見人とセットにすれば、より資産管理に役に立つ。成年後見支援信託は、被後見人の死亡により終了ですが、こちらは、その後の遺族の資産管理にも使えますし。

ちなみに私も、この特集に「個人信託の可能性と課題」を寄稿しております♪

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2011年2月 7日 (月)

江 姫たちの戦国 長女は不幸を背負うのか?

 日曜の夜は、江 姫たちの戦国を毎週見ています。 昨日は、本能寺の変で、なんか、トヨエツの織田信長がかっこよすぎましたね。

 主人公の江ですが、あの顔の両サイドにある赤いゴム?が気になります。あれ、やめた方がいいと思うけど。

 わりと昔から歴女していたので、江さんの存在は知っていました。彼女自身の人生、特に前半は、翻弄され続けましたが、彼女の子どもたちが、長きにわたって、日本のセレブとなって支配し続けていること(将軍と、天皇の后)を考えると、うらやましいですよね。

 ただ、この一族を見て非常に気になるのは、長女は、不幸なんですよ。

 江のお姉さんである長女の茶々は、ご存知、淀殿であり、最後は、秀頼と一緒に大阪で自決しています。当初は、お江さんより出世しましたが、最終的に大逆転される。

 江の長女は、千姫で、秀頼と幼くして結婚しますが、大阪落城により戻され、また、別の男と結婚しますが、先立たれる。

 天皇のお后になる和子は、5女。お姉さんより桁違いに出世することになる。和子は女の子を産み、その子が天皇になりますから、物凄く偉い。

 長女が幸せになれず、末っ子が登り龍運命を背負った一族なのですね。

 そして、末っ子は、財産ではなく、人を残している。

 この運だけは、自分の力ではどうすることもできない。大河のような流れの中で自分はどういう運命が待ち受けるのだろうか。 財産より、人を残す人生ならいいのにね。

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2011年2月 4日 (金)

後見制度支援信託

 新日鉄と住友金属の合併がどーんと話題になっていますが、今日は、久々に信託大好きおばちゃんらしく、後見制度支援信託

信託協会のプレスリリースから

 成年後見開始事件数は高齢化の進展や介護保険制度の導入とあいまって急増しており、平成21年の開始事件数は22,983件と、制度開始当初(平成12年)の4倍超となっております。他方で、件数の増加に伴って、不正事例が発生していることも踏まえて、ご本人の財産の管理・保護のあり方を含め、適切な後見事務を確保するために信託を利用することができないかという問題意識から、最高裁判所事務総局家庭局の提案で、後見制度における信託制度の活用について法務省民事局を含めた三者で勉強会を開催し、信託制度の機能を活用して後見制度を財産管理面で支援するものとして「後見制度支援信託」のしくみを取りまとめ、本年4月から開始することとなりました

以前、こちらのブログでも書いたのですが、成年後見制度の最大の難所は、後見人が、被後見人のお金をねこばばすること。これを防止する為にお金を信託しましょう、しかも受託者が大信託銀行だから、間違ってもねこばばすることはない。

たぶん、ご本人のお金を家庭裁判所の指示で、信託し、必要に応じて引き出すことになるのだと思います。後見人が、自分のためにお金を多額に引き出したいといっても、受託者のチェックが入るからたぶん無理でしょう。このように信託を入れるだけで、ある程度以上の効果はあると思いますね。

まだ、リーフレットができていないから、このくらいしかわからないなあ。

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2011年2月 3日 (木)

遺産に係る基礎控除をこえる人 

平成23年の税制改正で、相続税の増税が予想されます。

相続税の計算式はちょっと複雑ですが、相続税がかかるかどうかの重要な目安として遺産にかかる基礎控除を超えるかどうかというものがあります。

現行では、 5,000万円+法定相続人の数×1,000万円

法定相続人の数とは たとえば 相続人が 配偶者と子ども2人の場合は 3人で基礎控除額が8,000万円

これが改正となると 3,000万円+法定相続人の数×600万円 上記のケースの場合は4,800万円となります。

4,800万円の財産もあれば、そりゃいいでしょといわれるかもしれませんが、この財産がすべて金融資産の人は限られています。でも、自宅と金融資産をあわせてこの金額を超える人というのは、都心では特に多いのではないかなあ。自宅は売ればいいというものじゃないですし。

また、住んでいる家の敷地については、小規模宅地の特例というのがあって80%減額の適用があると、減額適用前では遺産にかかる基礎控除額を超えてるけど、相続税はかからないという人も多いはず。でも、小規模宅地の特例を使うためには申告書を提出しないといけないのですね。たぶん、申告書を提出することを全く知らなかったという人たちが続出すると思う。

ただ、この特例も昨年の改正でぐっと範囲が狭まってしまった。

お上としては、相続税の納税者を増やそうという考えで、現状の4%台から6%あたりを目標としていらっしゃるようだけど、東京圏に関して考えると、こんなもんじゃないような気もするのです。しかも、相続というのは、贈与と違って、時期を決めることができない。

この遺産にかかる基礎控除の改正は平成2341日以降の相続から適用らしいので、いまご健在の方は、まず、適用となり、おそらく、相続対策なんて考えていらっしゃらない方がほとんどなので、納税資金対策だけはなんとかしないと、ということになるのでしょうか。

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2011年2月 2日 (水)

激変! 日本のホテル

週刊ダイヤモンド2011.2.5は 1万人の選んだベストホテル100

ベストテンは

1.帝国ホテル

2.ザ・リッツカールトン大阪

3.リーガロイヤルホテル

4.シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル

5.名古屋マリオットアソシアホテル

6.パンパシフィック横浜ベイホテル東急

7.横浜ロイヤルパークホテル

8.ANAインターコンチネンタルホテル東京

9.ホテル日航東京

10.       品川プリンスホテル

このうちおばちゃんが宿泊したところは10.の品川プリンスのみ 

帝国ホテルは、知人の主宰のお食事会でいっただけ 1回はなだ万だった。

リッツカールトンも食事会だけ リーガロイヤルは昔、お客さんに連れて行ってもらったこともある。こっちも、なだ万だったなあ。 名古屋のマリオットは昨年、おばちゃん税理士の会の総会ででかけただけ、ANAは、隣がアークヒルズだったので、ちょっと足を踏み入れただけ、 

トップの帝国ホテルは、昔、オークラとニューオータニと並んで御三家といわれていたのですが、オークラもニューオータニもベストテンからはずれているのに、ここだけがトップであり続けているというのは凄いです。

この特集では、なぜ、オークラがだめになったのかについても書かれています。

立地が悪く、老朽化し、客も高齢化し、新規開拓していないから。

ここ23ヶ月、ホテルオークラの本館に2度ほど出かけました。いずれも、六本木1丁目からてくてく歩いたのですが、丘の上で、ちょっと遠い感じ。近くにアメリカ大使館などはあるけど、アメリカ大使館に用のある人は限られているしね。確かに内装は古いし、宴会場も、わさわさとしていて、そこらのホテルと変わんない。

では、帝国ホテルは、なぜ、勝ち続けるのかというと、場所がいい。日比谷と内幸町の間の便利なところだしね。 それと、やっぱり顧客がいい。そして、いい顧客をつなぎとめ、拡大する営業努力をしている。 これは、ちらっと触れただけの信託大好きおばちゃんでも理解できました。

 オークラは、ホテルマン教育はしっかりしていて、定評があるから、超高級マンション(たとえば、ザ・ハウス 南麻布)のコンシェルジェ(高級管理人さん)に派遣して、それが、そのマンションの価値をあほみたいにつりあげているのも事実。

ホテルオークラというブランド価値がある限り、オークラで教育された人を、ホテル以外の事業で、そのような人を欲する場所に派遣する事業を拡大させることが、オークラのような企業の再生の一つになるような気もするけど どうなんだろう。

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2011年2月 1日 (火)

イータ君 もっとオモロクつぶやいて

 今日は21日、 はや、2月♪

昨日、国税庁のe-tax(インターネットで確定申告)のゆるキャラ?イータ君がTweitterしているという情報をキャッチし、早速、覗いてみました。

http://twitter.com/nta_eTax

名称 イータ

位置情報 東京都千代田区霞が関

Web http://www.nta.go.jp

自己紹介 名前は、e-Taxをより多くの人に知ってもらうために、e-Tax(イータックス)に由来して「イータ君」と名づけられました。 

【生年月日】平成1610月1日  いま、6歳なのになんで、身長165センチ?

【出身地】東京都千代田区霞が関 えらい地価の高いところ 富裕層なんだぁ

【身長】約165cm

【体重】ひみつ 男なら、体重くらい、開示しろ!

【性別】男の子

【家族構成】独身 そりゃ6歳だからね パパ、ママがいないということは孤児なの?

【特技】パソコン・空も飛べる 空も飛べる? お前はアンパンマンか

 

最新のつぶやきは、国税庁のイータです。住宅ローン控除の申告はe-Taxでも「住民票の写し」や「年末の借入金残高の証明書」などの書類の提出が必要です。住宅ローン控除を受けるために提出が必要な書類は「確定申告特集ページ」でご確認ください。

と、ごくごくまじめ。こんなくそまじめなこと国税庁のHPで十分じゃん♪ 誰が読むんやと思ったら 今、現在712人もフォローしているらしい。このうち、何人がお上系か?何か特別の情報がでてくると思っているからこんなにフォローしているのか?

間違っても本音は書けないでしょうけど、もうちょっと、つぶやくのだったら、つぶやきに相応しい文章にして欲しいなあ♪

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